バーニングジャパンは2015年からキャンプ場ではない敷地で開催してきました。今回会場となる嬬恋牧場もキャンプ場ではないので、サバイバルに必要なものは参加者が全て持ち込み、持ち帰る必要があります。初めてバーニングジャパンに参加される方にはハードルが高いと思いますが、他に代えがたい楽しみもあります。
この会場で3日間だけ、最大500人でバーニングジャパンを開催します。実行委員会はエンターテイメントを提供しません。皆が集まってそれぞれの表現活動を楽しんで暮らせる場を用意するので、そこで充分楽しめるようしっかり準備してきてください!
【必ず必要なもの】
□ チケット/身分証明書
□ テント/ 寝袋
□ 飲み水/食べ物/飲み物
□ マイカップ /皿、箸、フォークなど
□ ゴミ袋/携帯灰皿
□ ライト&予備の電池
□ 動きやすい靴(スニーカーやトレッキングシューズなど)
□ 防寒具/雨具(夜は冷えます)
□ ファーストエイド/医薬品
□ 常識、オープンマインド、ユーモアのセンス、ポジティブな態度
【強くオススメなもの】
□ 調理用コンロ
□ クーラーボックス
□ コスチューム、楽器、小道具、デコレーションなど
□ キャンプマーカー (旗や看板など、自分のテントを目立たせるもの)
□ ルミカライトやELワイヤーなど、身体に身につける光るもの
□ 虫除け/虫さされの薬
□ 耳栓 (あなたが寝たいときに皆寝る訳ではない!)
□ スペアの車のカギ
最も大事な注意点として、会場に「水」がありません。
キャンプ場の炊事場のように蛇口の並んだ流しもありません。
必要な水は参加者が各自で持参してください。
排水設備がないので、水を持ち込んでも食事に利用した食器を洗うのが大変です。知恵の絞りどころだと思いますが、いくつかヒントを書いておきます。
食あたりには充分ご注意ください。
なお、最低限の汚水を回収できるよう汚水タンクを用意するので、折を見てタンクにまとめてください。すぐにトイレが使用不能になるので、絶対にトイレには流さない事。特に味のついた汁や油、具の散らかる液体などを、地面に吸わせないよう注意してください。
水道がないので、シャワーやお風呂もありません。再入場は自由なので、近所の日帰り温泉に出かけて戻って来る事は可能です。
基本的に参加者の手によって出来上がるとはいえ、街のインフラとなるいくつかの機能を実行委員側が用意します。チケット収入はこれらの準備に充てられています。
運営側で用意するフードやドリンクなどの出店等はありません。
自炊の為の食材等は入場前に購入してから来る事をおすすめします。
何もないところに街を作ってまた何もない土地にして返すのが、バーニングマン関連のイベント全てに共通した心がけです。参加者自らが持ち込んだものは全て持ち帰る事で、会場にゴミを残して行かないようにします。
会場にゴミ箱はありませんので、ゴミ袋を持参してください。
ゴミ袋を持ってくる以外にも、協力して工夫しましょう。
なお、ゴミの野外焼却は禁止です。焚き火に入れて燃やすのは割り箸と紙類まででお願いします。
バーニングジャパンに興味がある人なら誰でも大歓迎の気軽な集まりです。初参加から、経験者やアーティストまで、いろんな人が集まる交流の場です。8月から会期前までに計3回開催予定で、プリセールのチケット販売も行います。
「テーマキャンプ」とは作品や出し物等を創り上げる為に一緒にキャンプするグループのこと。バーニングジャパンで今度はこんな事したい、これを作りたい、大きな場所が欲しい等、わくわくするような計画を立てている人は前もってテーマキャンプ登録する事をオススメします。
バーニングジャパンはボランティアで成り立っています。何か出来ることはないかなと迷ったら、まずはボランティアに飛び込むと仲間が見つかります。
バーニングジャパンは会期中アートで溢れます。参加者それぞれが力の限り自己表現を行う事が、互いにリスペクトされる場です。中でも大きなもの、自分たちのテントから離れて展示場所が必要なものは、事前に申請をお願いしています。