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https://www-burningjapan-org.translate.goog/wiki/SurvivalGuide?_x_tr_sl=en&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=wapp
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Burning Japanへようこそ!このサバイバルガイドはイベントを楽しく過ごすためのコツを知るためのガイドブックです。
Burning Japanへようこそ!このサバイバルガイドはイベントを楽しく過ごすためのコツを知るためのガイドブックです。


特別な案内サインは会場に用意されていません。イベントはサバイバルガイドを理解している前提で進行します。
会場に親切な案内サインや誘導員は用意されていません。イベントはサバイバルガイドを理解している前提で進行しますので、かなり長いですが、ぜひマスターしてください。


== 今読むべき章 ==
== 今読むべき章 ==
チケットの購入は2025年10月8日まです。
サバイバルガイドは次の3つのセクションに分かれていて、それぞれのタイミングで読むと便利な内容になっています。
 


イベント未経験でまだチケットを購入されていない人はここから読み始めましょう。
イベント未経験でまだチケットを購入されていない人はここから読み始めましょう。(チケットは2025年10月8日まで)


①[[SurvivalGuide#はじめての人へ|はじめての人へ]]
①[[SurvivalGuide#はじめての人へ|はじめての人へ]]


チケットを購入しバーニングジャパンへの準備を進めている人はここから。
チケットを購入しバーニングジャパンへの準備を進めている人はここから。


[[SurvivalGuide#②出発の準備|②出発の準備]]
[[SurvivalGuide#②出発の準備|②出発の準備]]


イベント会場に来てから起こること。詳細スケジュール、禁止事項、ボランティアの募集、などイベント期間中もガイドを読みましょう。
イベント会場に来てから起こること。詳細スケジュール、禁止事項、ボランティアの募集、などイベント期間中もガイドを読みましょう。
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チケット購入を迷っている人、初参加で不安がある人のためのセクションです。
チケット購入を迷っている人、初参加で不安がある人のためのセクションです。


* 未経験者クイックガイド
* 未経験者のみなさんへ
* Burning Japanとは?
* Burning Japanとは?
* 10の原則
* 10の原則
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* スケジュール概要(どんな5日間か)
* スケジュール概要(どんな5日間か)


== 未経験者クイックガイド ==
== 未経験者のみなさんへ ==
ようこそ、バーニングジャパンへ。
'''ようこそ、バーニングジャパンへ。'''
 
このイベントは、参加者全員の取り組みにより作られるイベントです。運営スタッフが用意したアーティストやラインナップ、売店は存在しません。


それどころかインフラもトイレ以外は提供されず、自分たちでなんとかする必要があります。
ここでは、誰かが用意した「お客さまのためのイベント」ではなく、あなた自身がつくり手となる場所が広がっています。
アーティストや出店、ラインナップはありません。
電気も水もほとんどなく、トイレ以外のインフラも自分たちで工夫して過ごします。


イベント中決まっていることは、イベント期間中にフェニックスを作り、それを燃やすことだけ。
決まっているのは、ただひとつ。
イベントのあいだにフェニックスをつくり、最後にそれを燃やすこと。


ここにあるのは、「すべてを自分たちでつくる」という精神です。アートも音楽もキャンプも、すべてがギフティングとして参加者によって持ち込まれ、育まれます。
それ以外のすべては、あなたと仲間たちの手で生まれていきます。
アートも、音楽も、キャンプの灯りも、すべてがギフトとして持ち寄られ、交わり、育っていくのです。


バーニングジャパンはオリジナリティに溢れ非常に自由な空間ではありますが、それが初めての人にとっては、ちょっとした不安や戸惑いにつながるかもしれません。
自由で創造的なこの空間は、初めての人にとっては少し不安に感じられるかもしれません。
「アートやクラブは好きだけど、キャンプなんてやったことがない」
「アートや音楽は好きだけど、キャンプなんてやったことがない」
「キャンプは慣れてるけど、どんなギフトをすればいいか分からない」
「キャンプは慣れてるけど、どんなギフトをすればいいか分からない」
そんなあなたも歓迎する存在です。我々はできるだけ多くの参加者と、このバーニングジャパン文化を共有したいと考えています。
そんな気持ちを抱いているあなたも、ここでは大切な仲間です。


何か困ったことがあれば、必ず誰かが助けてくれます。むしろそれを通じて、自然に人とのつながりが生まれていきます。
困ったときは、誰かが必ず手を差し伸べてくれます。
そしてその瞬間から、自然に人とのつながりが生まれていきます。


過去には、シーシャ一本だけを持って来た人も、りんご一箱とビニールシートだけで過ごした人もいました。
過去には、シーシャ一本だけを持ってきた人も、りんご一箱とビニールシートだけで過ごした人もいました。
それでもみんな、笑いながらこの場を体験し、帰るころにはしっかりと「バーナー」になっていました。


そんな準備不足の彼らでも、笑いとともに、しっかりとこの場を体験して帰っていきました。
もちろん、他人を傷つけるような行動や、故意に迷惑をかけることは許されません。
 
けれど、「わからないまま失敗してしまった」という未経験のつまずきは、ここでは'''歓迎されるチャンス'''です。
もちろん、悪意のある行動――たとえば他人の食べ物を勝手に盗む――には厳しく対応します。
 
でも、「何もわからず失敗してしまった」という未経験のつまずきは、このイベントでは歓迎されるチャンスです。


準備が不安でも、気にせず飛び込んでください。
準備が不安でも、気にせず飛び込んでください。
あなたの「初めての一歩」を、バーナーたちは心から歓迎します。


あなたの初めての一歩を、バーナー(経験者)たちは心から歓迎します。
ここから先では、特に未経験者が気になりやすい点――
 
・インフラがほとんどないこと
多くの未経験者にとって、Burning Japan はこれまで参加してきたフェスやライブとは全く異なる点があります。インフラがない、すべての出来事はギフティング、清掃員はおらず、自分たちでLeave No Traceになるよう徹底的に片付けるなど、このセクションで未経験者が特に気になる点をリストアップして解説していきます。
・すべての出来事がギフティングで成り立っていること
・清掃員はおらず、自分たちで「あとを残さない」ようにすること


これらを一つずつ、分かりやすく説明していきます。
== Burning Japanとは? ==
== Burning Japanとは? ==
[[ファイル:スクリーンショット 2025-10-06 12.50.28.png|サムネイル]]
[[ファイル:スクリーンショット 2025-10-06 12.50.28.png|サムネイル]]
公式サイトのAboutに概要があります。
https://www.burningjapan.org/about/
https://www.burningjapan.org/about/


イベントの様子
'''Burning Japan 2024 Aftermovie'''


'''Burning Japan 2024 Aftermovie'''
イベントの様子がよく分かる、公式の紹介ムービーです。


https://www.youtube.com/watch?v=5JuC5SGBCXg&feature=youtu.be
https://www.youtube.com/watch?v=5JuC5SGBCXg&feature=youtu.be
143行目: 147行目:
=== 小さなギフトの例(だれでもできる) ===
=== 小さなギフトの例(だれでもできる) ===


* チケットを買ってイベントに参加する(売上の5%以上がアート奨学金に充てられます)
* ダンスフロアで踊る
* ダンスフロアで踊る
* 会場で落ちている装飾や容器を拾って戻す(=LNTの実践)
* 会場で落ちている装飾や容器を拾って戻す(=LNTの実践)
158行目: 163行目:
: アルコールは'''年齢確認・同意'''を徹底。「いらない」もギフトとして尊重。
: アルコールは'''年齢確認・同意'''を徹底。「いらない」もギフトとして尊重。
; 容器・配布方法
; 容器・配布方法
: 受け手の**マイカップ/皿**を基本に(使い捨ては極力避ける)。
: 受け手の'''マイカップ/皿'''を基本に(使い捨ては極力避ける)。
: 提供場所は風よけ・転倒防止・火気から距離をとる。
: 提供場所は風よけ・転倒防止・火気から距離をとる。
; 衛生
; 衛生
188行目: 193行目:


; 何人分つくればいい?
; 何人分つくればいい?
: **少量で十分**。その場で出会った人に渡せる分+自分が回収できる範囲。
: '''少量で十分'''。その場で出会った人に渡せる分+自分が回収できる範囲。


; 何をギフトにすればいい?
; 何をギフトにすればいい?
220行目: 225行目:


==== '''飲料水は?''' ====
==== '''飲料水は?''' ====
会場に飲用可能な水はありません(沢水は引いてあります)。車で来る場合は十分な飲み水を用意しましょう。電車利用の方は、ペットボトル2Lを1本だけ持参してください(カップ麺など食べたければもう一本)。足りない場合は会場で給水サポートを提供します。
会場に飲用可能な水はありません(消火用の水はトイレ横にあります)。車で来る場合は十分な飲み水を用意しましょう。電車利用の方は、ペットボトル2Lを1本だけ持参してください(カップ麺など食べたければもう一本)。足りない場合は会場で給水サポートを提供します。


==== '''虫や動物は?''' ====
==== '''虫や動物は?''' ====
245行目: 250行目:
* 着替え、防寒着、食器、傘やレインコートは必須です。
* 着替え、防寒着、食器、傘やレインコートは必須です。
* 寝具は必要ですが、寝袋を買わなくても家の布団を圧縮パックで持って来るのでも十分です。
* 寝具は必要ですが、寝袋を買わなくても家の布団を圧縮パックで持って来るのでも十分です。
* マットレスについては、牧草地で柔らかめで草丈は10cm弱あり、薄いキャンプマットだけで快適に眠れます。  参考:ダイソーの700円クローズドセルマットがおすすめです。夜露を避けるため、最低限レジャーシートも用意しましょう。
* マットレスについては、牧草地で柔らかめで草丈は10cm弱あり、薄いキャンプマットだけで快適に眠れます。  参考:ダイソーの700円クローズドセルマットがおすすめです。夜露・朝露を避けるため、最低限レジャーシートも用意しましょう。
* テントがなくても参加できるグループキャンプがあります。Discordで相談してみてください。
* テントがなくても参加できるグループキャンプがあります。Discordで相談してみてください。
*リビングがついているような大きなテントや個人の焚き火、椅子、コンロなどは必須ではありません。寝る以外でテントに帰ることは殆ど無いでしょう。
*リビングがついているような大きなテントや個人の焚き火、椅子、コンロなどは必須ではありません。寝る以外でテントに帰ることは殆ど無いでしょう。
340行目: 345行目:
会場インフラ、フェニックス、センターキャンプ、チケットなどイベント自体を作る側が参加し、話し合うチャンネルです。
会場インフラ、フェニックス、センターキャンプ、チケットなどイベント自体を作る側が参加し、話し合うチャンネルです。


* 🎪centercamp🎪 — センターキャンプ運営・連絡。
* 🎪センターキャンプ🎪 — センターキャンプ運営・連絡。
* bottlenecks — ボトルネック共有・課題の見える化。
* bottlenecks — ボトルネック共有・課題の見える化。
* 🔥🕊phoenix🕊🔥 — Phoenix Burn 関連の連絡。
* 🔥🕊phoenix🕊🔥 — Phoenix Burn 関連の連絡。
398行目: 403行目:


== ②出発の準備 ==
== ②出発の準備 ==
Burning Japanへの参加を決め、チケットを購入した人のためのセクションです。装備・移動・手続きなど、現地に行くために必要な準備を一覧化します。
ここからは出発前、準備のセクションです。Burning Japanへの参加を決め、チケットを購入した人が、装備・移動・手続きなど、現地に行くために必要な準備を一覧化します。


* 持ち物リスト
* 持ち物リスト
421行目: 426行目:
|入場・身分 ★
|入場・身分 ★
|Peatix電子チケット/身分証(外国籍はパスポート)
|Peatix電子チケット/身分証(外国籍はパスポート)
※ダイレクトセール参加者はPeatix電子チケットがありません
|-
|-
|照明 ★
|照明 ★
508行目: 514行目:


=== 当日の提示方法(チェックイン) ===
=== 当日の提示方法(チェックイン) ===
* 受付場所:'''センターキャンプ'''(会場中央)クローズ時はCARPORT(運営テント)で'''QRコード'''を提示   
* 受付場所:'''センターキャンプ'''で'''QRコード'''を提示   
* QRを準備(画面の'''明るさ最大'''/'''スクショ'''でも可)   
* QRを準備(画面の'''明るさ最大'''/'''スクショ'''でも可)   
* U26チケットなどスタッフから求められた場合、'''身分証'''の提示が必要   
* U26チケットなどスタッフから求められた場合、'''身分証'''の提示が必要   
776行目: 782行目:
* '''ニット帽/手袋/首元を覆えるもの(ネックウォーマー等)/厚手ソックス'''。
* '''ニット帽/手袋/首元を覆えるもの(ネックウォーマー等)/厚手ソックス'''。
* ひざ掛けや'''ブランケット(難燃だと安心)'''があると座っている時間がぐっと楽になります。
* ひざ掛けや'''ブランケット(難燃だと安心)'''があると座っている時間がぐっと楽になります。
* 使い捨てカイロは朝方の冷え込みなどいざというときにあると便利です。装備不足の参加者用にCARPORT救急箱にいくつかストックしています。
* 使い捨てカイロは朝方の冷え込みなどいざというときにあると便利です。装備不足の参加者用にCARPORT(運営テント)救急箱にいくつかストックしています。


=== 雨・朝露対策 ===
=== 雨・朝露対策 ===
1,065行目: 1,071行目:


== 会場への入場・受付(動線・夜間到着) ==
== 会場への入場・受付(動線・夜間到着) ==
会場は最小限のサインで運用しています。'''駐車場からGATE→メインストリート→CARPORT(受付)'''の順で進みます。車両の場内乗り入れはできません。荷物は徒歩で搬入してください(カート使用可)。
会場は最小限のサインで運用しています。'''駐車場からGATE→メインストリート→センターキャンプ'''の順で進みます。車両の場内乗り入れはできません。荷物は徒歩で搬入してください(カート使用可)。
[[ファイル:Imageono.png|なし|サムネイル|674x674ピクセル]]


=== 駐車場→GATE(徒歩動線) ===
=== 駐車場→GATE(徒歩動線) ===
 
[[ファイル:スクリーンショット 2025-10-08 8.01.20.png|なし|サムネイル|758x758ピクセル]]
* 駐車場から会場までは、'''有料道路の路肩を歩行します'''。道路に出ないよう注意してください。
* 駐車場から会場までは、'''有料道路の路肩を歩行します'''。道路に出ないよう注意してください。
* 夜間は'''ヘッドライト必須'''
* 夜間は'''ヘッドライト必須'''
1,074行目: 1,081行目:
   有料道路で事故が起きると以後の開催に影響が出ます。
   有料道路で事故が起きると以後の開催に影響が出ます。


=== GATE→メインストリート→CARPORT(受付) ===
=== GATE→メインストリート→センターキャンプ ===
 
[[ファイル:スクリーンショット 2025-10-08 9.33.42.png|なし|サムネイル|739x739ピクセル]]
* 道路に面した'''GATE(Burning Japanの看板)'''から入場し、舗装路(メインストリート)を直進します。
* 道路に面した'''GATE(Burning Japanの看板)'''から入場し、舗装路(メインストリート)を直進します。
* ストリート中央付近の'''CARPORT(運営テント)でチェックイン'''します。
* ストリート中央付近の'''センターキャンプでチェックイン'''します。
[[ファイル:Mapdetail2025.png|なし|サムネイル|543x543ピクセル]]


=== 夜間到着時のポイント ===
=== 夜間到着時のポイント ===
1,095行目: 1,103行目:
* [ ] ヘッドライトを装着した
* [ ] ヘッドライトを装着した
* [ ] 荷物は徒歩搬入の体制にした(カート・分割搬入)
* [ ] 荷物は徒歩搬入の体制にした(カート・分割搬入)
* [ ] GATE→CARPORTの順路を把握した
* [ ] GATE→センターキャンプの順路を把握した
* [ ] 夜間はヘッドライトを点けて行動することをメンバーで共有した
* [ ] 夜間はヘッドライトを点けて行動することをメンバーで共有した


== チェックイン(Peatix・複数枚の扱い・リストバンド) ==
== チェックイン(Peatix・複数枚の扱い・リストバンド) ==
受付はメインストリート中央付近の'''CARPORT(運営テント)'''で行います。到着したらまずここへ向かってください。列がある場合は案内に従って並びます。
受付はメインストリート中央付近のセンターキャンプで行います。到着したらまずここへ向かってください。列がある場合は案内に従って並びます。


=== Peatixの準備(到着前に) ===
=== Peatixの準備(到着前に) ===
1,117行目: 1,125行目:
=== 当日の流れ ===
=== 当日の流れ ===


# CARPORTの受付で列に並ぶ
# センターキャンプに集まる
# スタッフに'''QRコードを提示'''(スクリーンショットで可)
# スタッフに'''QRコードを提示'''(スクリーンショットで可)
# 購入者名の確認・必要に応じて'''身分証明書を提示'''
# 購入者名の確認・必要に応じて'''身分証明書を提示'''
1,153行目: 1,161行目:
* 街の中心となる舗装路(メインストリート)沿いに、先着順で設営します。
* 街の中心となる舗装路(メインストリート)沿いに、先着順で設営します。
* 初日の15:00まではテーマキャンプ用に線が引かれている場所は空けてください。それ以降はオープンにします。
* 初日の15:00まではテーマキャンプ用に線が引かれている場所は空けてください。それ以降はオープンにします。
* トイレやCARPORT(運営テント)、センターキャンプなどのサポート設備はストリート沿いに集中しています。初参加は街の中心付近にキャンプするのが安心です。
* トイレやCARPORT、センターキャンプなどのサポート設備はストリート沿いに集中しています。初参加は街の中心付近にキャンプするのが安心です。
* ストリートにはみ出すロープや荷物は危険です。通行を妨げない配置にしてください。
* ストリートにはみ出すロープや荷物は危険です。通行を妨げない配置にしてください。
* 直火は禁止です。焚き火台と焚き火シート、消火用の水を必ず用意してください。
* 直火は禁止です。焚き火台と焚き火シート、消火用の水を必ず用意してください。
1,250行目: 1,258行目:
* オープンマイクや即興セッション
* オープンマイクや即興セッション
* 休憩・雑談・情報交換(迷っている人への案内も歓迎)
* 休憩・雑談・情報交換(迷っている人への案内も歓迎)
* 屋根付きチェックイン手続きなどCARPORT(運営テント)の業務
* チェックインの手続き
* Volunteer Missions・当日の手伝い募集の掲示確認
* Volunteer Missions・当日の手伝い募集の掲示確認


1,395行目: 1,403行目:
* 仮設トイレの給水・軽清掃(ポンプが空のときの復旧、汚れの応急対応)
* 仮設トイレの給水・軽清掃(ポンプが空のときの復旧、汚れの応急対応)
* ストリート沿い備品の整頓(コーン・テープ・イエローボックスの配置調整)
* ストリート沿い備品の整頓(コーン・テープ・イエローボックスの配置調整)
* 迷っている人の案内(GATE→CARPORTの導線、温泉の時間帯、荷物運びの手伝いなど)
* 迷っている人の案内(GATE→センターキャンプの導線、温泉の時間帯、荷物運びの手伝いなど)
* 風対策の応援(装飾の一時撤去・固定の補助)
* 風対策の応援(装飾の一時撤去・固定の補助)
* 撤収前日のLNT強化(微細ゴミ回収・掲示撤去の支援)
* 撤収前日のLNT強化(微細ゴミ回収・掲示撤去の支援)
1,409行目: 1,417行目:
=== 集合と持ち物(目安) ===
=== 集合と持ち物(目安) ===


* 集合場所:基本はCARPORT前/センターキャンプ(空いている時)/該当設備の近く(掲示を参照)
* 集合場所:CARPORT前/該当設備の近く(掲示を参照)
* 推奨装備:手袋、ヘッドライト(夜)、歩きやすい靴、飲み水、必要に応じてカッパ
* 推奨装備:手袋、ヘッドライト(夜)、歩きやすい靴、飲み水、必要に応じてカッパ
* 備品は原則現地にあります(バケツ、テープ、工具など)。足りなければCARPORTに相談してください。
* 備品は原則現地にあります(バケツ、テープ、工具など)。足りなければCARPORTに相談してください。
1,440行目: 1,448行目:
: OKです。合流時と離脱時に一声かけてください。
: OKです。合流時と離脱時に一声かけてください。
; 道具がないと参加できない?
; 道具がないと参加できない?
: 多くは現地にあります。必要品は掲示に記載します。迷ったらCARPORTに相談してください。
: 多くは現地にあります。必要品は掲示に記載します。迷ったらCARPORTで相談してください。


=== ミニチェック(参加前) ===
=== ミニチェック(参加前) ===
1,539行目: 1,547行目:
* 少しでも不快・不安を感じたら、その場を離れてください。NOと言って構いません。
* 少しでも不快・不安を感じたら、その場を離れてください。NOと言って構いません。
* 勧誘や提供は同意が前提です。撮影や身体接触、飲食の提供は、必ず相手の同意を得てください。
* 勧誘や提供は同意が前提です。撮影や身体接触、飲食の提供は、必ず相手の同意を得てください。
* 困っているときは、近くの参加者・見回り・CARPORTにすぐ相談してください。周囲の人も気づいたら声をかけ、状況確認とサポートをお願いします。
* 困っているときは、近くの参加者・見回りにすぐ相談してください。周囲の人も気づいたら声をかけ、状況確認とサポートをお願いします。
* プライバシーに配慮が必要な相談は、運営に直接伝える方法も用意します。イベント期間中はサイトトップページ( https://burningjapan.org )に特設フォームを案内します。イベント後はアンケートでの報告を受け付け、改善に取り組みます。
* プライバシーに配慮が必要な相談は、運営に直接伝える方法も用意します。イベント期間中はサイトトップページ( https://burningjapan.org )に特設フォームを案内します。イベント後はアンケートでの報告を受け付け、改善に取り組みます。


1,553行目: 1,561行目:
* 火の粉で衣類に穴:焚き火の近くでは難燃素材でなくても古着やブランケットを上に重ねると安心です。
* 火の粉で衣類に穴:焚き火の近くでは難燃素材でなくても古着やブランケットを上に重ねると安心です。
* 脱水・頭痛:こまめに水を飲み、帽子や薄手の上着で体温調整してください。
* 脱水・頭痛:こまめに水を飲み、帽子や薄手の上着で体温調整してください。
* 迷子・合流できない:事前に集合場所と時間を決め、電波が悪いときは一度拠点(CARPORTやセンターキャンプ)に戻る運用にしてください。
* 迷子・合流できない:事前に集合場所と時間を決め、電波が悪いときは一度拠点(センターキャンプ)に戻る運用にしてください。


=== ミニチェック(安全) ===
=== ミニチェック(安全) ===
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[[ファイル:Gate.png|サムネイル|4 GATE|なし|408x408ピクセル]]道路に面したGATEからメインストリートに向かいます。
[[ファイル:Gate.png|サムネイル|4 GATE|なし|408x408ピクセル]]道路に面したGATEからメインストリートに向かいます。


メインストリート中央CARPORTにてチェックイン手続きを行います。
メインストリート中央センターキャンプにてチェックイン手続きを行います。
[[ファイル:スクリーンショット 2025-06-12 18.09.36.png|なし|サムネイル|408x408ピクセル]]
[[ファイル:スクリーンショット 2025-06-12 18.09.36.png|なし|サムネイル|408x408ピクセル]]



2025年10月8日 (水) 09:40時点における最新版

*English Translation

https://www-burningjapan-org.translate.goog/wiki/SurvivalGuide?_x_tr_sl=en&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=wapp


Burning Japanへようこそ!このサバイバルガイドはイベントを楽しく過ごすためのコツを知るためのガイドブックです。

会場に親切な案内サインや誘導員は用意されていません。イベントはサバイバルガイドを理解している前提で進行しますので、かなり長いですが、ぜひマスターしてください。

今読むべき章

サバイバルガイドは次の3つのセクションに分かれていて、それぞれのタイミングで読むと便利な内容になっています。


イベント未経験でまだチケットを購入されていない人はここから読み始めましょう。(チケットは2025年10月8日まで)

はじめての人へ

チケットを購入しバーニングジャパンへの準備を進めている人はここから。

②出発の準備

イベント会場に来てから起こること。詳細スケジュール、禁止事項、ボランティアの募集、などイベント期間中もガイドを読みましょう。

*状況の変化により、イベント中に追加更新される可能性もあります。

③会場での過ごし方

①はじめての人へ

Burning Japanがどんなイベントなのか、どんな文化やルールがあるのかを紹介します。

チケット購入を迷っている人、初参加で不安がある人のためのセクションです。

  • 未経験者のみなさんへ
  • Burning Japanとは?
  • 10の原則
  • ギフティングとは?
  • サバイバルの基本(トイレ・お風呂・食事)
  • 未経験者の次のアクション(Discord / Meetup)
  • シーズンイベント
  • スケジュール概要(どんな5日間か)

未経験者のみなさんへ

ようこそ、バーニングジャパンへ。

ここでは、誰かが用意した「お客さまのためのイベント」ではなく、あなた自身がつくり手となる場所が広がっています。 アーティストや出店、ラインナップはありません。 電気も水もほとんどなく、トイレ以外のインフラも自分たちで工夫して過ごします。

決まっているのは、ただひとつ。 イベントのあいだにフェニックスをつくり、最後にそれを燃やすこと。

それ以外のすべては、あなたと仲間たちの手で生まれていきます。 アートも、音楽も、キャンプの灯りも、すべてがギフトとして持ち寄られ、交わり、育っていくのです。

自由で創造的なこの空間は、初めての人にとっては少し不安に感じられるかもしれません。 「アートや音楽は好きだけど、キャンプなんてやったことがない」 「キャンプは慣れてるけど、どんなギフトをすればいいか分からない」 そんな気持ちを抱いているあなたも、ここでは大切な仲間です。

困ったときは、誰かが必ず手を差し伸べてくれます。 そしてその瞬間から、自然に人とのつながりが生まれていきます。

過去には、シーシャ一本だけを持ってきた人も、りんご一箱とビニールシートだけで過ごした人もいました。 それでもみんな、笑いながらこの場を体験し、帰るころにはしっかりと「バーナー」になっていました。

もちろん、他人を傷つけるような行動や、故意に迷惑をかけることは許されません。 けれど、「わからないまま失敗してしまった」という未経験のつまずきは、ここでは歓迎されるチャンスです。

準備が不安でも、気にせず飛び込んでください。 あなたの「初めての一歩」を、バーナーたちは心から歓迎します。

ここから先では、特に未経験者が気になりやすい点―― ・インフラがほとんどないこと ・すべての出来事がギフティングで成り立っていること ・清掃員はおらず、自分たちで「あとを残さない」ようにすること

これらを一つずつ、分かりやすく説明していきます。

Burning Japanとは?

 

公式サイトのAboutに概要があります。

https://www.burningjapan.org/about/

Burning Japan 2024 Aftermovie

イベントの様子がよく分かる、公式の紹介ムービーです。

https://www.youtube.com/watch?v=5JuC5SGBCXg&feature=youtu.be

10原則(10 Principles)

2004年、Burning Man創設者の一人、ラリー・ハーヴェイが世界に広がるリージョナルバーンのために10原則を文書化しました。我々Burning Japanも文化を共有し、また世界中から訪れるバーナーと共通の価値観でイベントを進めるために、この10原則を尊重しています。

Principle Zero: 同意(Consent)

同意(Consent) は AZ Burners により、オリジナルの10 Principlesに付け加えられました。ハラスメントを防ぎ、「嫌な体験をギフティングしない」ためにバーニングジャパンでも2024年に初採用しました。

明示的な同意: 他者の身体や所有物に関するすべての行動には明示的な同意が必要です。これは特に持ち物や身体的接触、写真撮影などのプライバシーにおいて重要です。

継続的な同意: 同意は一度与えられたからといって永遠に続くものではありません。状況が変われば、同意は再度確認する必要があります。

どんな者をも受け入れる共同体である(Radical Inclusion)

バーニングジャパンには誰もが参加できます。常に新しい仲間を歓迎し、リスペクトします。私達のコミュニティーに参加するのに特別な条件などはありません。

ただし、この原則はどんな人でも無条件、永遠に受け入れ続けるということではありません。先入観、偏見を持たずに接してみましょう、ぐらいで始めてください。同意を取らない行為、悪い体験のギフティングや受け手へのリスペクトに欠ける行為に対しては、拒絶、断絶してください。

与えることを喜びとする(Gifting)

冷たいビールや小さなアクセサリーを渡したり、テントを張るのを手伝ったり、一緒に楽器を弾いてみたり。見返りなど気にせずに、誰かに何かを与えること自体を楽しみましょう。

お金もうけのことは忘れる(Decommodification)

バーニングジャパンの会場内で買えるものは何もありません。ここは商業活動から距離を置いたコミュニティ。スポンサーも広告もありません。お金を介さなくても大切なモノを分かちあえるからです。

このイベントの中だけは、お金のことを考えずに過ごしてみましょう。

他人の力をあてにしない(Radical Self-reliance)

食べ物や水、キャンプ道具といったものの準備からゴミの始末まで、バーニングジャパンの非日常的な環境を自分自身の力で生き抜く事が求められます。

この原則は経験者のためのものです、未経験者は多少足りないものがあっても恐れず参加してください。

「いま」を全力で生きる(Immediacy)

一番大事なのは、直接体験すること。恥をかき捨てて輪に飛び込み、受け入れてくれた場に感謝し、貢献する。そうやって1人では成し得ないものに触れる体験に勝る理屈などありません。

あとを残さない(Leaving No Trace)

日本語には飛ぶ鳥跡を濁さずということわざがあります。まるでそこでだれもキャンプをしていなかったように、活動の痕跡を残さないよう気を付けます。環境保護の側面もありますが、我々の自由な表現の場を守るためでもあります。最後にきちんと片付けをし、もとより綺麗な場所にしてから帰ります。

本来のあなたを表現する(Radical Self-expression)

あなたが本当にやりたいこと、なりたい自分って何でしたか?バーニングジャパンは、どんな表現でも尊重し認めあうコミュニティです。同時に、皆に他人の表現を尊重することも求めます。

積極的に参加する(Participation)

素晴らしい体験は、積極的な参加によって得られます。何かを表現したり、テーマキャンプに参加したり、ボランティアする事で誰もがバーニング・ジャパンの一員になります。

法に従い、市民としての責任を果たす(Civic Responsibility)

バーニングジャパンの中でも社会のルールを尊重します。バーニングジャパンで生まれたルールはもちろん、開催地である日本の法律や条例を守ります。地域コミュニティ、自治体とも良好な関係を築くことができるよう努めます。

隣人と協力する(Communal Effort)

小さなやりとりから大きな制作活動まで、お互い協力する事で多くの課題を解決していきます。一緒に取り組めばもっと良く、もっと楽しく、そしてもっと強くなれます。

ギフティングとは?

バーニングジャパンでは、だれかに見返りを求めずに与える行為を「ギフティング」と呼びます。 お金のやりとり・物販・広告・交換取引(バーター)ではありません。相手が「いらない」と言ったら、それも尊重します。

ポイント(要点)

  • 見返りを求めない/宣伝しない/売買しない
  • 相手の同意を得る(押しつけない、断られたら笑顔でOK)
  • LNTに沿う(紙皿などを出さない、ゴミ・微細な残渣・排水を残さない)
  • 未経験者にとっては「参加そのもの」が立派なギフト(無理に準備しなくてOK)

小さなギフトの例(だれでもできる)

  • チケットを買ってイベントに参加する(売上の5%以上がアート奨学金に充てられます)
  • ダンスフロアで踊る
  • 会場で落ちている装飾や容器を拾って戻す(=LNTの実践)
  • 初めての人に会場の歩き方や温泉の時間帯を教える
  • 夜に道を照らしてあげる、写真を撮ってあげる(撮る前に一言「撮ってもいい?」)
  • カイロ・ブランケットを貸す、手を温めるホットドリンクを配る
  • ボランティア、朝の水運び・ランタン点灯・トイレ給水など、「Volunteer Missions」に参加
  • テーマキャンプ/アートの設営・撤収を手伝う(最後の一手が一番うれしい)

モノやフードのギフトをするなら

量とサイズ
小さく・軽く・持ち帰り不要を意識(缶・瓶の大量配布は×)
表示(アレルギー・成分)
アルコールは年齢確認・同意を徹底。「いらない」もギフトとして尊重。
容器・配布方法
受け手のマイカップ/皿を基本に(使い捨ては極力避ける)。
提供場所は風よけ・転倒防止・火気から距離をとる。
衛生
高温多湿/長時間の放置はNG。生ものは量を最小限に。クーラーボックス管理を。
装飾・素材
ラメ(グリッター)や紙吹雪などの微細ゴミは原則使用しない
配るなら回収・撤去までがセット

同意(Consent)の実践

  • 何かを渡す/触れる/撮る前に、一言たずねる
 例:「少しあたたかいココア、飲む?」「写真撮ってもいい?」  
  • 断られたら笑顔で「OK!」—押しつけない
  • 誤解や不安を生む演出・ギフトは避ける(受け手が選べる形に)。

LNTとギフティング

  • ゴミが出る仕組みを最初から作らない(紙皿、紙コップ、割り箸などを極力提供しない 包装ゼロ/可搬・回収可能)
  • 排水(グレイウォーター)は会場ルールに従う
  • 風で飛ぶ装飾は固定→撤去まで責任をもつ
  • 最終日の完璧なLeave No Traceでの撤収とその実現のサポート

よくある質問

ギフトは絶対に必要?
いいえ。初参加は「来ること」自体が最大のギフト。無理に用意しなくてOK。
何人分つくればいい?
少量で十分。その場で出会った人に渡せる分+自分が回収できる範囲。
何をギフトにすればいい?
迷ったら「時間」と「」。朝の水運び、夜の点灯、片付けの一手。
物を配るより話しかける/案内するほうが役立つ場面が多いです。

いますぐできるギフト

  • カーポートの「Volunteer Missions」掲示板をチェック → 今必要な手伝いに参加
  • 近くの人に「困ってることある?」と声をかける
  • 夜は道を照らす・落とし物を拾う・寒い人にブランケットを貸す
  • 良きバーナーとして未経験者を導く
  • 最終日に自分の区画+周辺のLNTをやり切る

サバイバルの基本(トイレ・お風呂・食事・安全)

トイレは?

会場には十分な数の男女別仮設トイレがあります。会場外の駐車場には水洗の公衆トイレがあります。水の不足や汚れがあったら、併設している防火用水をつかって自分で解決しましょう。

お風呂やシャワーは?

会場にシャワーはありませんが会場は日本有数の温泉地である万座温泉にあります。(万座温泉15分、草津温泉30分)

多くの参加者が毎日この日帰り温泉を利用しています。車が頻繁に出るので、自動車がない人はぜひ乗せてもらいましょう

(日帰り温泉の利用時間は10:00〜15:00ごろまで、800〜1,000円程度です)。

会場では沢水で水浴びは可能です。ボディーソープを使ったり洗い物はできません。会場にサウナが来ることもあります(水着はあるといいかも)。

食事は?

自身で生き残れる量を準備することはもちろん必要ですが、食事や飲み物のギフトは比較的多くあります。痛むものは確実に食べきれる量を用意し、残りは保存食を持参することで、余った食料を持ち帰れるようにしましょう。傷んだ食料はLNTを困難にします。

飲料水は?

会場に飲用可能な水はありません(消火用の水はトイレ横にあります)。車で来る場合は十分な飲み水を用意しましょう。電車利用の方は、ペットボトル2Lを1本だけ持参してください(カップ麺など食べたければもう一本)。足りない場合は会場で給水サポートを提供します。

虫や動物は?

虫について。10月の嬬恋牧場(標高1,400m)では、蚊やハエなどの虫はほとんどいません。トンボはいます。24年は一箇所ハチの巣があったため、そこだけ注意が必要でした。

動物について。牧場の牛は別の場所に移動してもらっています。鹿は遠くで鳴いています。万座温泉周辺ではクマの目撃例があります。数百人いるので会場には近づいてきませんが、沢や森など人が全くいない場所に立ち入るのは避けてください。

危ない人はいない?

参加者の中で24時間常に問題のある人には出会ったことがありません。ただし、アルコールやムードによってテンションが上がり、その時だけ行き過ぎた行動をしてしまう場合はあります。そうした場合は、断ったり、立ち去ったり、周りの参加者に助けを求めるなど、直ちに自分を守る行動をしてください。サポートを受けやすい場所は、センターキャンプ、カーポート(運営テント)、見回りです。

Radical Inclutionと言っても、無条件に受け入れる必要は全くありません。特に同意(Consent)が曖昧な人は10原則を完全に理解していない状態であり、相手にしないほうが良いでしょう。

こうしたハラスメントの通報窓口として、イベント中は見回りと運営メンバーが対応し、イベント後は参加者向けに行うアンケートで受付・調査します。

イベント中は、公式サイトトップページに特設の通報窓口を作成して対応を行います。

https://burningjapan.org/

イベント全体を通じて、同意(Consent)文化を浸透させるための活動も行っています。(センターキャンプでワークショップ開催予定)

他に注意が必要なことは?

スマートフォンの紛失には特に注意してください。24年は5台の紛失がありました。スマホのライトの使用はおすすめしません。ヘッドライトは必須。常に充電状態にしておき、万が一落としても「探す」機能で見つけられるようにしておきましょう。充電のため電源を借りる際はスマホ本体ではなく、モバイルバッテリーに充電してください。

キャンプ道具は何を揃えればいい?

  • 着替え、防寒着、食器、傘やレインコートは必須です。
  • 寝具は必要ですが、寝袋を買わなくても家の布団を圧縮パックで持って来るのでも十分です。
  • マットレスについては、牧草地で柔らかめで草丈は10cm弱あり、薄いキャンプマットだけで快適に眠れます。 参考:ダイソーの700円クローズドセルマットがおすすめです。夜露・朝露を避けるため、最低限レジャーシートも用意しましょう。
  • テントがなくても参加できるグループキャンプがあります。Discordで相談してみてください。
  • リビングがついているような大きなテントや個人の焚き火、椅子、コンロなどは必須ではありません。寝る以外でテントに帰ることは殆ど無いでしょう。

キャンプ道具の詳細はセクション②の準備編をチェックしてください。

10の原則(10 Principles)の習得について

未経験者の方は、まず以下の2つを覚えて参加しましょう。

  • Principle Zero: Consent(同意)
    • すべての行動やギフトは、相手の同意が必要です。
    • 嫌な体験になるようなギフトは避けてください。
    • たとえば写真撮影の際も、確認を取りましょう。
    • お酒、フード、小物、体験など、受け取りたくないものは、堂々と断って問題ありません。
    • 好意やギフトを押しつけたり、勘違いでアプローチしないようにしましょう。
  • Leave No Trace(痕跡を残さない)
    • 「痕跡を残さない」は、環境保護のためではなく、我々の自由な表現の場を守るためにあります。
    • イベントが終わったあとに、誰もそこでキャンプしていたことに気づかない状態に戻すのが目標です。

次のアクション

バーニングジャパンでは10月本番の前に、シーズンを通じた多数のミニイベント、活動を行っています。本番前に

  1. Discordに入りましょう https://www.burningjapan.org/community
  2. ミートアップ/オンラインセッションなどのミニイベントに参加しましょう https://www.burningjapan.org/category/event/
  3. グループキャンプ、テーマキャンプにコンタクトしましょう (Discord内 CommunityProjectsカテゴリ)

このサバイバルガイドを読んで、少しでも初参加の不安を取り除くことができれば幸いです。ぜひ会場で会いましょう!

Burning Japan Discord

チェックしておくとメリットだらけのチャンネルです。

Burning Japan の公式オンラインコミュニティです。10月本番までの最新案内、ライドシェアやテーマキャンプの募集、ボランティアの調整、当日の連絡などをここで行います。初心者の質問歓迎/英語OK(英語チャンネルあり)。

参加方法

  1. 招待ページ(コミュニティ): https://www.burningjapan.org/community
  2. サーバーに参加したら #start-here を読み、案内に従ってロール(役割)を取得
  * ロールによって閲覧できるチャンネルが増えます(例:burner、campleader、organizer など)
  1. 必要なら自己紹介チャンネルで一言。質問は遠慮なくどうぞ。

できること(例)

  • ライドシェアの募集・調整(相乗りの募集/乗せてほしい人の募集)
  • テーマキャンプ/グループキャンプのメンバー募集・相談
  • Builder’s Week/設営・撤収ボランティアの募集
  • アート申請・アートグラントの相談・共有
  • Q&A(初心者向け質問)、英語チャンネルでの質問
  • イベント期間中の連絡・落とし物・緊急時の案内

利用ルール(要点)

  • 商用宣伝、関連のない別イベントへの勧誘は行わない
  • 運営メンバー宛の個別DMはプライバシー、ハラスメントに関することなど公開が不可能なもの以外は行わない ※オープンコミュニケーション、情報共有を重視しています
  • 話題は該当スレッド・チャンネルで
  • 誰にでも読みやすく、やさしい言葉で(初心者歓迎)

主なチャンネルの紹介

HotZone

その時に一番重要な話題を紹介します。その時々、Generalからチャンネルが移動します。

  • 🚌rideshare🚌 — ライドシェアの募集・提供、集合時間やルートの相談。
  • 探してますwanted — 人手・資材・役割の募集。例:駐車場拡張、AfterMovie未掲載素材など。
  • お知らせannouncements — 公式アナウンス専用。重要連絡はここを参照。
  • volunteering — ボランティア全般の募集・相談。
  • 💪buildersweek💪 — Builder’s Week関連の連絡・作業内容共有。

General

常にチェックしておくと良いチャンネルです。

  • 🍷general🍺 — 雑談・全般の交流。
  • english_channel — 英語での質問・案内。
  • 🖼photos🖼 — 写真や動画の共有。ギフティング:イベント中に沢山撮ってここで共有しましょう。
  • new_joiners — 新規参加者向け案内・自己紹介。
  • 🐣start-here🐣 — 初めての方はここから。ルール・ロール取得の案内。
  • ⛺rentforgrant🎨 — Rent for Grant/アート支援のレンタル相談。
  • 問い合わせsupport — 問い合わせ・トラブル相談窓口。
  • general_voice — ボイスチャット用。

※ チャンネルの名前は年によって変わる可能性があります。

CommunityProjects

参加チーム、キャンプ、アートプロジェクトによるチャンネルです。

  • 📢 マークはサウンドキャンプ(大型のサウンドシステム使用)
  • 🎨 マークはアートプロジェクト
  • 上記以外は一般のテーマキャンプ/グループキャンプ

多くのチャンネルでキャンプメンバーを募集しています。募集をチェックしたり、興味のあるプロジェクトがあったら質問してみてください。

BurnerOnly🔒 burner ロール限定

会場インフラ、フェニックス、センターキャンプ、チケットなどイベント自体を作る側が参加し、話し合うチャンネルです。

  • 🎪センターキャンプ🎪 — センターキャンプ運営・連絡。
  • bottlenecks — ボトルネック共有・課題の見える化。
  • 🔥🕊phoenix🕊🔥 — Phoenix Burn 関連の連絡。
  • 👷dbk👷 — DBK(土木・会場インフラ)の連絡。
  • 🎨design🎨 — デザイン・サイン・ビジュアル共有。
  • 🏠carport🏠 — CARPORT(運営テント)運用・備品。
  • 🧬labo🧬 — R&D/試作・実験共有。
  • 🎪artsupport — アート支援・搬入出・グラント周り。
  • 1000burners — 参加拡大・アウトリーチの話題。

Backstage🔒 burner ロール限定

今年やらないプロジェクト、将来やりたいこと、終わったイベントなど保管用のチャンネルです

  • 🛕temple — テンプル企画・運用。
  • summerburn2025 — SummerBurn 企画・運営。
  • firejam2025 — Fire Jam 企画・安全連絡。
  • 🐙osaka_burners🐙 — 大阪/関西コミュニティ連絡。
  • lost-and-found — 失せ物・拾得物の報告と返却調整。

シーズンイベント

バーニングジャパンでは、年に一度の本祭以外にも、1年を通じて複数のイベントを開催しています。誰でも気軽に参加できる集まりから、準備や表現の場となる合宿型イベントまで、多様なシーズンイベントを通じて、つながりと学びが生まれています。

  • FireJam Camp ファイヤーパフォーマンスキャンプ
  • YOKOSO Meetup 未経験者向けミートアップイベント
  • NOMIKAI 経験者向け飲み会イベント
  • SummerBurn 2025年8月9日〜 会場体験&事前搬入イベント
  • Builder's Week 2025年10月4日〜 アート建設週間
  • Burning Japan 2025年10月9日〜13日 (14日 LNT Day)
  • LNT Day 2025年10月14日 Leave No Traceを実現するためのボランティア片付け日

スケジュール概要

バーニングジャパンではどんな5日間を過ごすのか?簡単に紹介します。

アートテーマ

浮世 The Floating World

江戸時代の文化を想起させる言葉「浮世」は、現代における“儚さ”や“美しさ”、“夢幻的な世界”への問いかけでもあります。5日間だけ存在する特別な街バーニングジャパンで、この文化を外国人も含めた多くの参加者と共有し、表現したいと思います。

Schedule

10/09(木)

  • 12:00〜会場オープン 一般入場開始
  • 20:00 From the Ashes Burn 昨年燃やし尽くした灰から再び再生する時間

10/10(金)

  • 20:00 Camp Fire

10/11(土)

  • 20:00 Phoenix Burn イベントのシンボルであるフェニックスを燃やす日、メインバーン

10/12(日)

  • 20:00 Camp Fire 灰になったフェニックスを囲む日

10/13(月)

  • 〜18:00 Event close

10/14(火) LNT Day

  • Leave No Traceを達成し会場をもとに戻すためのチェック日 ※この日のボランティアはたいへん少なく、常に募集中です!

その他センターキャンプや各テーマキャンプでは多くのワークショップが予定されています。

 

②出発の準備

ここからは出発前、準備のセクションです。Burning Japanへの参加を決め、チケットを購入した人が、装備・移動・手続きなど、現地に行くために必要な準備を一覧化します。

  • 持ち物リスト
  • チケット・Peatix(譲渡/複数枚の扱い)
  • 交通アクセス(電車+バス/終電/タクシー)
  • 自動車・駐車券・キャンピングカー
  • 気候・防寒対策
  • 食料・飲み水(準備編)
  • LNTの基本(ゴミを出さない準備・排水設計)
  • チェックイン準備(入場動線/リストバンド)

持ち物リスト

持ち物リスト

優先度凡例:★=必携 ◎=強推奨 ○=あると良い
区分 アイテム
入場・身分 ★ Peatix電子チケット/身分証(外国籍はパスポート)

※ダイレクトセール参加者はPeatix電子チケットがありません

照明 ★ ヘッドライト(予備電池) ※スマホはライト代わりに使わない
電源 ★ モバイルバッテリー(1–2台)/充電ケーブル(USB-C等)
就寝 ★ テント/寝袋/マット/レジャーシート
服装 ★ 防寒着(ダウン or フリース)/レインコート・傘/手袋/ニット帽/替え靴下
食器 ★ マイカップ・皿・カトラリー(提供する場合も使い捨ては極力不使用)
水・食料 ★ 飲料水(電車参加は2L×1本を基本)/保存食(持ち帰れる設計)
ごみ ★ ゴミ袋/携帯灰皿(完全持ち帰り)
安全 ◎ ファーストエイド/常備薬/日焼け止め/絆創膏/虫さされ薬

※運営救急箱から医薬品の提供は一切ありません

雨・朝露 ◎ 長靴 or 防水靴/濡れても良いサンダル
生活 ○ タオル/ウェットシート/耳栓/ポケットティッシュ/ミニロープ/ガムテ
ギフティング◎ 4回のバーンで利用する薪(商品レベルでなくてOK、玉切り程度)

スマートフォンの扱い(重要)

  • 紛失多発。照明はヘッドライト、充電はスマホではなくモバイルバッテリーに。
  • 「探す」で見つけられるように常に充電状態にしておく。(去年は電源ロスが原因で2台ロストしています)
  • 落下防止にストラップやショルダーケース推奨。電源ON&位置情報は常時有効に。

追加アイテム(役割別)

  • ドライバー:予備キー/オフライン地図
  • キャンプ設営:ペグ&ハンマー/ガイロープ/養生テープ/結束バンド
  • キッチン:小鍋 or メスティン/バーナー(風防)/耐熱手袋 ※排水とゴミ設計は必須
  • 防寒快適:カイロ/レッグウォーマー/ブランケット(難燃だと安心)

LNTを意識した梱包

  • 最初からゴミが出ないセットアップ(詰替え・再利用容器)
  • 紙皿・紙コップ・割箸は極力持ち込まない(配布もしない)
  • 調理は洗い物・排水ゼロを意識(例:パン/ナンで完結)
  • グレイウォーターはボトルで持ち帰り(真水のみ指定箇所に可)
  • 風で飛ぶ装飾は固定→撤去までがセット

出発前チェック(抜け漏れ防止)

  • [ ] Peatixチケット表示テスト(電波なしでも開ける?)
  • [ ] ヘッドライト点灯&予備電池
  • [ ] モバイルバッテリー残量/ケーブル本数
  • [ ] 寝袋の想定気温OK/マットあり
  • [ ] マイカップ・皿・カトラリー
  • [ ] 飲料水・保存食(持ち帰れる設計)
  • [ ] ゴミ袋・携帯灰皿
  • [ ] 防寒・雨具/替え靴下
  • [ ] 常備薬・ファーストエイド

チケット・Peatix(譲渡/複数枚の扱い)

重要ポイント:当日販売はありません。未所持の来場は入場不可
* 代表購入の複数枚は「全員同時入場」が原則。別行動になる場合はPeatixを通じて事前に譲渡してください
* 駐車券/キャンピングカー券は売切れが早い

出発前チェック(Peatix)

  • [ ] 購入済みチケットをPeatixアプリ/Webで表示テスト(電波が弱くても開けるようQRをスクショ保存
  • [ ] 入場券/駐車券/キャンピングカー券枚数と名義を確認
  • [ ] 代表購入で別行動になる人がいれば譲渡完了を確認(相手の受領まで要)

複数枚の扱い(Peatix代表購入の注意)

  • 代表者と同時に受付できる場合 → そのままでOK
  • 別々に到着する/合流できない場合 → 事前にPeatixで譲渡必須
  • 直前の譲渡は反映に時間がかかる場合あり。前日までに完了推奨
Peatix譲渡ヘルプ
https://help-attendee.peatix.com/ja-JP/support/solutions/articles/44001821789

当日の提示方法(チェックイン)

  • 受付場所:センターキャンプQRコードを提示
  • QRを準備(画面の明るさ最大スクショでも可)
  • U26チケットなどスタッフから求められた場合、身分証の提示が必要
  • リストバンドは必ず手首に装着(イベント管理上の必須ルール) ※絶対に巻きますので、アレルギーなどがある場合は、事前に保護処置をしてください

テーマキャンプのダイレクトセールについて

  • テーマキャンプメンバーとしてダイレクトセールで購入した方は、リーダーの案内に従う(受付動線や手順が一部異なる場合があります)

よくある質問

代表者が遅れて全員入れない
代表購入のままだと同時入場が必要事前譲渡で各自入場できるようにしておく
QRが開けない/電波が弱い
事前にスクリーンショット。紙に印刷しておくとさらに安心
名前が違う・間違えた
代表購入→譲渡で名義変更。当日はスタッフの指示に従ってください
駐車券の種類が分からない
一般車(+軽キャンパーまで)→Parking Ticket
キャンピングカー→Camping Car Ticket
バイク→チケット不要、駐車場内で車が停まらない場所を選んで駐車してください。
バイクの場内入場はできません。自転車は場内入場可です。

交通アクセス(電車+バス/終電/タクシー)

現地までの移動手段は?

都内からのおすすめはJR特急+西武バスです。最寄りは嬬恋牧場(愛妻の鐘)バス停。会場前にバス停があります。

  • 特急利用:所要時間3時間09分、料金6,660円
  • 快速利用:所要時間4時間24分、料金3,970円 ※赤羽駅発で計算

公共交通機関で都内から会場に行くにはおよそ4種類の方法がありますが、JR特急が一番のおすすめです。

  • JR特急+西武バス ←おすすめ
  • JR普通(快速)+西武バス ←遅いが安い
  • JR新幹線+西武バス ←遅い、高いであまりメリットが無い
  • JR+タクシー ←17:00でタクシー乗り場閉鎖、電車接続悪く、メリット無い

電車+バスでのアクセス

万座・鹿沢口駅まで電車で移動し、そこから路線バスで会場にアクセスできます。

バスの本数が少ないため、13時台/15時台の便に接続する特急に合わせるのが基本です。平日・休日ほぼ同じダイヤ。

  • 8時台のバス → 東京からの電車接続なし
  • 13時台のバス → 特急草津・四万1号が接続
  • 15時台のバス → 特急草津・四万3号が接続
推奨ルート(概略)
都内 → (JR特急 草津・四万)→ 長野原草津口 → (吾妻線)→ 万座・鹿沢口 → (西武バス)→ 嬬恋牧場(愛妻の鐘)
バス停
万座・鹿沢口駅 ⇄ 嬬恋牧場(愛妻の鐘)
西武バス時刻表(駅発着)
https://www.seibubus.co.jp/docs/rosen/karuizawa/eki.pdf
おすすめルート:JR特急 => 西武バス
特急名 乗車駅 特急草津・四万 1号 特急草津・四万 3号
特急乗車 上野駅 10:00 12:10
赤羽駅 10:10 12:19
大宮駅 10:26 12:35
・・・ ・・・ ・・・
特急降車 長野原草津口 12:18 14:34
吾妻線 長野原草津口 12:24 14:39
・・・ ・・・ ・・・
万座・鹿沢口駅 12:40 14:56
バス乗車 万座・鹿沢口駅 12:58(平日)

12:53(土日)

15:08(平日)

15:08(土日)

バス降車 嬬恋牧場 愛妻の鐘 13:19 15:29

終電ルート

高崎線+吾妻線で22:15に万座・鹿沢口駅に到着するのが終電ルートです。

バスやタクシーはありませんので、車でのサポートが必要になります。

この時間以降は公共交通機関が無いため、ライドシェア等の事前調整が必要です

終電ルート:JR => ライドシェア
手段 到着時刻 発車時刻
快速アーバン高崎行 上野駅 18:42
赤羽駅 18:53
・・・ ・・・ ・・・ ・・・
吾妻線 高崎駅 20:25 20:35
万座・鹿沢口駅 22:15

タクシーでのアクセス

駅前タクシー乗り場

  • 4人乗車可
  • 利用可能時間:17:00まで
  • 料金目安:約7,000円(運賃5,000円+有料道路2,000円)

ジャンボタクシー(予約必須)

  • 9人乗車可(1台のみ)
  • 営業時間:18:00まで
  • 料金目安:約12,000円(運賃10,000円+有料道路2,000円)

18:00以降に到着する場合

必ず車のサポートが必要になります。

会場からの帰り方

会場からのバスは1日3便。 https://www.seibubus.co.jp/docs/rosen/karuizawa/onsen.pdf

帰りの電車は予約しないことをおすすめします。

天気や片付けなどで予定が遅くなることが多く、また仲良くなった参加者とライドシェアで帰るチャンスもあります。帰りのチケットはオープンにしておきましょう。

自動車・駐車券・キャンピングカー

自動車で来場される方向けの案内です。路肩駐車や場内への車両乗り入れはできません。荷物は駐車場から徒歩で搬入していただきます(舗装路/カート使用可)。

駐車券の種類

  • Parking Ticket(駐車券):一般車・軽キャンピングカーまで。車中泊可(寝るだけスペースの想定)です。
  • Camping Car Ticket(キャンピングカー券):普通車以上のキャンピングカー用。専用エリアに駐車します。
  • バイク・自転車はチケット不要です。自転車は場内入場可です。

※ 駐車券・キャンピングカー券は売り切れが早い傾向があります。早めのご購入をおすすめします。

駐車場所と車中泊の注意

  • 一般車はPARKING、キャンピングカーはCAMPER PARKに駐車します。
     
    1一般車 3キャンピングカー
  • 今年は駐車場エリアでの車中泊を許可しています(寝るだけスペースの位置づけです)。
  • 駐車場は会場外の有料道路に面しています。事故や近隣へのご迷惑が無いよう、光量・音量・ゴミなどに十分ご配慮ください。
  • 焚き火は禁止です。バーナーやグリルを使う場合は、外部から見えにくい位置で安全に配慮し、消火用の水を必ず用意してください。
  • Leave No Trace(LNT)を厳守してください。ゴミ・灰・微細な残渣を残さないようお願いします。

駐車場から会場までの歩行(重要)

  • 駐車場から会場へは、有料道路の路肩を歩行します車道に出ないよう十分に注意してください。
  • 夜間は特に見えづらくなります。ヘッドライトを装着し、安全に移動してください。

※ 事故が発生すると、以後の開催に大きな影響が出ます。安全最優先での移動にご協力ください。

乗り入れルール(重要)

  • 路肩駐車・場内ストリートへの乗り入れは一切できません。開催日12:00〜最終日12:00まで
  • 荷物は徒歩で搬入してください(舗装路/カート使用可)。
  • イベント期間中の車の出入りは不可です(運営作業車、緊急車両は除きます)。

ナビ設定と目的地

推奨ドライブルート

  • おすすめ:関越 練馬IC → 渋川伊香保IC → 万座ハイウェー → 嬬恋牧場
  • 別ルート:関越 練馬IC → 藤岡JCT → 碓氷軽井沢IC → 万座ハイウェー → 嬬恋牧場(軽井沢以降に峠があります)
  • 高地のため朝晩は冷えますが、凍結やスクレーパーが必要になるほどではありません。安全運転でお越しください。

キャンピングカー追加注意

  • 駐車マスを2台分使用する場合があります(場内掲示に従ってください)。
  • 排水(グレイウォーター)は禁止/持ち帰り必須です(真水以外は場内排水不可)。
  • 炭・灰は散逸させないでください。完全消火のうえ、耐火容器で必ず持ち帰ってください。
  •  
    2 レストハウスh
     
    ※キャンピングカーは駐車マス2台分。駐車場から持てる限りの荷物を持って、徒歩でチェックイン。

荷下ろしのコツ(徒歩搬入)

  • カート推奨です(幅広タイヤだと安定します)。重い荷物は箱形にまとめると運びやすいです。
  • 優先度の高いもの(チケット、ヘッドライト、寝具、防寒、水・食器)から搬入してください。
  • 風対策のため、テントを先に固定→その後に荷物搬入の順で行うと安全です。

近隣・安全への配慮

  • 駐車場は道路に面しています。光漏れ・音量・深夜の静粛にご配慮ください。
  • 夜間歩行はヘッドライト必須です。歩行者優先で、車両は徐行を徹底してください。

よくある質問

駐車券とキャンピングカー券の違いは何ですか?
一般車・軽キャンピングカーは駐車券、普通車以上のキャンピングカーはキャンピングカー券で専用エリアに駐車します。
車中泊はできますか?
今年は駐車場エリアでの車中泊が可能です(寝るだけスペースとしての運用です)。焚き火は禁止、LNTの厳守と静粛への配慮をお願いいたします。
オートキャンプ(車をサイト横付け)は可能ですか?
できません。場内への車両乗り入れは一切不可です。荷物は徒歩搬入(カート可)でお願いします。
夜の荷下ろしは可能ですか?
可能ですが、非常に暗くなります。ヘッドライトを必ず用意してください。

気候・防寒対策

牧草地でのキャンプを想定しましょう。日中は過ごしやすく、夜~早朝は冷え込みます。2024年は早朝に3℃程度まで下がった日が1度ありました。座っていても寒くない/濡れても困らない装備を意識してください。

1日の体感イメージ

  • 日中:外を歩いてキャンプやアートを巡ります。気候が良ければ半袖で運動できるほど。風が出ると体感温度が下がります。
  • 夜:焚き火の周りで座って過ごす時間が長めです。動かない=冷えやすいので夜用の厚手の上着が必要です。
  • 朝:草の朝露で靴や裾が濡れやすいです。替えソックスがあると快適です。

昼の服装の目安(街着でOK)

  • Tシャツや長袖に、スウェットや薄手の上着を重ねるくらいで十分です。
  • 帽子・日焼け止め・サングラスがあると楽です。

夜の必須セット(冷え対策)

  • ダウンや中綿ジャケットなど冬用アウターを1枚持ってきてください(焚き火の近くではダウンは危険。上から古着やブランケットを羽織ると安心)。
  • ニット帽/手袋/首元を覆えるもの(ネックウォーマー等)/厚手ソックス
  • ひざ掛けやブランケット(難燃だと安心)があると座っている時間がぐっと楽になります。
  • 使い捨てカイロは朝方の冷え込みなどいざというときにあると便利です。装備不足の参加者用にCARPORT(運営テント)救急箱にいくつかストックしています。

雨・朝露対策

  • レインコートを用意してください。ポンチョでもOK。
  • 靴は通常の靴に加えて長靴またはサンダル+替えソックス複数枚が便利です。
  • テント前にレジャーシートや玄関マットを敷くと室内を乾かしやすいです。

靴の選び方

  • 日中用:歩きやすいスニーカー等で十分です。
  • 濡れ対策:長靴や濡れても平気なサンダルを1足あると切り替えが楽です。

就寝セット(ここがいちばん効きます)

  • 寝袋は秋~初冬向け目安のものを。冷えが不安なら、毛布を1枚プラスすると安心です。
  • 下からの冷え防止に、敷くマットは必須です(可能ならマットを重ねて厚くする)。
  • 就寝時も薄いニット帽や首元カバーがあると体感がかなり上がります。

焚き火の近くでの服装

  • ダウンや化繊の服は火の粉で穴が空きやすいです。上から古着やブランケットをかけるなど、燃えにくい工夫をしてください。
  • 焚き火の扱いはルールに従ってください。

温泉の活用(冷えをリセット)

  • 近隣の万座温泉/草津温泉を利用できます。10:00~14:00頃に外出するとスムーズです。
  • 朝方出かける人はたいてい温泉か買い出しです。声をかけて乗せてもらいましょう。ドライバーには感謝の気持ちとして、会場に戻ってからのビールや好きな飲物を聞いてプレゼントすると喜ばれると思います。

便利な小物

  • 使い捨てカイロ、ワセリン、リップクリーム、保湿クリーム、耳栓(風音・雨音・環境音対策)。
  • 体を包める大判のストールやブランケット。

出発前チェック(気候版)

  • [ ] サウナ用に水着を入れた
  • [ ] 昼用の薄手の上着と、夜用の厚手ジャケットを入れた
  • [ ] ニット帽/手袋/首元カバー/厚手ソックスを入れた
  • [ ] レインコートと濡れても良い靴を入れた
  • [ ] 寝袋と敷くマットを用意した
  • [ ] 朝露対策に替えソックスを多めに入れた
  • [ ] 帽子・日焼け止め・サングラスを入れた

食料・飲み水(準備編)

会場に売店はありません。飲料水の常設提供もありません(電車参加者向けに飲料水サポートあり)。自分で食べ切れる量を持ち込み、洗い物とゴミを極力出さない設計にしてください。

基本方針(提供する・受ける共通)

  • 提供を受ける場合はマイカップ/皿に注ぐ or のせる前提にします(紙皿・紙コップは極力持ち込まないようにしてください)。
  • 油や汁が多く洗い物が出る料理は避けます
  • 最後お湯を提供して飲み切るなど(つけ麺屋のスープ割みたいに)
  • LNT(痕跡を残さない)を徹底します。

飲み水(目安と持ち込み)

  • 自動車で来る人:十分な量を持参してください。(飲用+調理用)。
  • 電車で来る人:2Lペットボトル×1本(必要なら+1本)を持参してください。足りない場合は会場で飲料水サポートを受けられます
  • 保温ボトルにお湯やお茶を入れておくと、夜間や朝、カップの洗浄にも役立ちます。

会場の水場(非飲用)

  • 会場の水場は飲用不可です。そして遠いです。手足洗い、うがい・歯磨き、防火、サウナ・足湯などに使えます。
  • 洗い物や食器洗浄、洗剤・油の排水はできません。水を汚さない運用に協力してください。

メニュー設計(洗い物ゼロでいこう)

  • 飲み物:コーヒー/紅茶/ココア/スープなどを相手のマイカップに注ぐ方式にします。
  • 主食:パン・ナン・トルティーヤで皿を使わず完結させます。
  • 片手で食べられる:バナナ、チーズ、ナッツ、ドライフルーツ。
  • 温かい軽食:ホットドッグ、コーヒー、スープ。
  • 生もの・要冷蔵は最小限にし、イベント中に確実に使い切る量にします。

食のギフティング(配るときの注意)

  • 見返りは求めない/宣伝しない/売らないが原則です。
  • まず同意(Consent)を取る:「いりますか?」→ 断られたら笑顔でOKです。
  • アルコールは年齢確認と同意を徹底してください。飲めない人・飲まない人もいます。
  • アレルギーや成分は相互確認があると安全です。
  • 配布は風で物が飛ばない方法で行ってください。

保冷のコツ

  • 会場は10℃台と比較的低温です。野菜は外でOK。
  • 肉・乳製品などは早めにに消費し、日が進むほど常温OKメニューに切り替えると安心です。
  • 会場内で氷や食材の追加調達はできません。出発前の最終買い出しで完結させてください。 ※外出して追加の買い出しは可能です。(往復有料道路の料金に注意)

ゴミと排水(LNT)

  • ゴミはすべて持ち帰る前提です。分別袋を最初から用意してください。
  • 排水は真水以外は全量持ち帰りです(容器に貯めて密閉してください)。
  • トイレにグレイウォーターを流さないでください。イベント中でトイレが一番高価なリソースです。トイレが足りなくなったら嫌でしょう?

パッキング例(移動手段別)

自動車の場合

  • 飲料水(ポリタンク または ペットボトル)
  • 小鍋 または 湯沸かし用ギア、保温ボトル
  • 調味料は小分けで最小限、キッチンペーパー少量
  • マイカップ/マイ皿(自分用) ※提供は相手のマイ食器を使う想定
  • グレイウォーター回収用ボトル、ゴミ袋(分別用)

電車の場合

  • 2L飲料水×1本(カップ麺など調理に必要なら+1本)
  • 常温OKの軽食(パン・ナッツ・ドライ系中心)
  • スティック飲料(紅茶・ココア・味噌汁など)
  • 折りたたみコップ または マグ、保温ボトル
  • カセットガス3本(コンロはガスを提供して借りましょう)
  • 個人用調理鍋鍋(鍋を借りてはいけません)
  • ゴミ袋(持ち帰り用)

よくある落とし穴(回避しましょう)

  • 缶・瓶を大量配布 → 重くて回収が大変です。少量・その場で完結にしてください。
  • 油っぽい料理 → 洗い物・排水が出てLNT違反に近づきます。
  • 使い捨て食器の多用 → ゴミが一気に増え、風で飛んでLNTが困難になります。また皿がサウンドキャンプにゴミとして溜まる傾向があります。
  • アルコールの押しつけ → 同意が前提です。断られたら引いてください。
  • 相互確認なしでの提供 → アレルギー事故のリスクがあります。Radical Self Relianceに基づき受け手が注意することが基本です。

出発前チェック(食料・水)

  • [ ] 滞在日数に合わせて飲料水計画を立てた(車:1人3L/日目安、電車:2L×1本+サポート想定)
  • [ ] 洗い物ゼロ設計のメニューにした
  • [ ] 要冷蔵は少量・初日消費。保冷計画(凍結ボトル等)を用意した
  • [ ] マイカップ/マイ皿/マイスプーンを入れた(提供は相手のマイ食器を使う前提)
  • [ ] ゴミ袋とグレイウォーター回収用ボトルを入れた

LNTの基本(ゴミを出さない準備・排水設計)

LNT(Leave No Trace)は、環境保護だけでなく、表現の自由な場を来年も続けるための約束です。最後に「ここに誰もいなかった」状態に戻すことを目標に準備してください。

まず決めておくこと(準備の指針)

  • 使い捨ては最小限。マイカップ/マイ皿/カトラリーを基本にします。
  • 料理は洗い物・排水ゼロ設計にします(油っぽい調理は避ける、パンやトルティーヤで皿なし完結など)。
  • 梱包は出発前に剥がし、外箱・緩衝材は自宅で処分してから持ち込みます。
  • ラメ(グリッター)・紙吹雪・発泡粒・極小デコなどの微細ゴミは使わないでください。
  • テープやタイラップは最小限に。外した端材の散逸に注意してください
  • トイレや掲示板への張り紙など、会場に変化を与えた場合はすべて回収してください。

ゴミを出さない持ち込み設計

  • 飲料は大容量からマイボトルへ小分け。缶・瓶の大量持ち込みは避けます。
  • 調味料は小分け容器に詰め替え、必要量のみ持参します。
  • 飲食の提供は相手のマイ食器に直接注ぐ/のせるを前提にします(紙皿・紙コップは極力持ち込まない)。
  • ウエットティッシュは便利ですが、回収量が増えます。必要量だけにして、ジッパー袋で密閉して持ち帰ります。

排水(グレイウォーター)設計

  • 基本原則:真水以外は全量持ち帰りです。場内で食器洗い・油の排水・洗剤の使用はできません。
  • 真水として扱える例(指定場所へ排水可の想定):
 * 沸かしただけの水の余り/飲み残した水(砂糖・塩分・油分なし)  
 * うがいを吐き出す(泡は注意)
 * 足湯・サウナ・消火用などの真水
  • 真水以外の例(必ず回収して持ち帰り):
 * 石鹸・洗剤を含む水、油分・食渣が混じった水、アルコール・甘味飲料・スープ類
  • 回収のコツ:
 * 口の閉まる容器(ペットボトル・ポリ容器)を複数用意し、ラベルに「グレイウォーター」と明記します。  
 * こぼさないようじょうご(漏斗)・キッチンペーパーを用意。食渣は紙で拭き取って可燃ゴミへ、液体だけを容器へ。  
 * トイレに流さないでください。土に撒く・草地に捨てる行為も禁止です。土に帰る理論も受け入れません。

風対策と微細ゴミ対策

  • 装飾や掲示は必ず固定し、強風時は外して保管します。外したパーツの端材が飛ばないよう袋にまとめます。
  • ラインストーン・羽根・紙吹雪・細切れテープなど回収が困難な素材は使わないでください。
  • 夜間の撤収・片付け時はヘッドライトで足元を確認し、見落としを防ぎます。
  • 風に舞う焚き火の灰、焚き火台からこぼれ落ちる炭まで意識を向けてください。

喫煙者向け(LNT観点)

  • 携帯灰皿は必須です。吸い殻は完全に消し、灰も含めて全量持ち帰ります。
  • 風で灰が舞いやすい場所では喫煙を避け、周囲の安全に配慮してください。

ゴミの持ち帰り計画

  • 持ち帰り用の分別袋を最初からセット。
  • ゴミは圧縮・密閉し、匂いが出ないよう二重袋にします。液体は固形化せず、ザルで固形物と分離し容器で密閉して持ち帰ります。
  • 片付け用にトング・軍手・小さな掃き具があると便利です(マイクロトラッシュの回収が早くなります)。

食と配布の工夫(LNTに効くアイデア)

  • 皿が要る料理は、パンや野菜で挟むなど手で完結する形に変更します。
  • 飲み物は粉末+お湯をマイカップへ。シロップやミルクはスティック小分けで必要数のみ。
  • 串ものは回収箱を手元に置くと散逸を防げます(回収できない設計にしない)。

撤収前にやること(当日の動き方を想定)

  • 自分の区画をぐるっと一周して確認します(目線を下げ、落ち葉や草の間もチェック)。
  • 風で飛んだ装飾・テープ片・ラメ状の破片がないかマイクロトラッシュを重点的に回収します。
  • 焚き火跡は灰・炭をすべて回収し、焦げ跡があれば土を戻して馴染ませます。

出発前チェック(LNT準備キット)

  • [ ] 分別用のゴミ袋(可燃/不燃/資源/微細)
  • [ ] グレイウォーター回収用ボトル(ラベル付き)+じょうご+ザル+キッチンペーパー
  • [ ] 携帯灰皿(喫煙者)
  • [ ] トング/軍手/小型ほうき・ちりとり
  • [ ] 予備のジッパー袋(濡れ物・小さなゴミの封緘用)
  • [ ] テープ端材回収用の小袋(装飾・掲示物の撤去時用)

チェックイン準備(入場動線/リストバンド)

当日はアプリのログインや通信状況で手間取ることがあります。事前準備をして、スムーズに入場できるようにしてください。

到着前にやっておくこと

  • Peatixにログインし、QR付きチケットのスクリーンショットを保存(電波が弱くても提示できます)
  • スマートフォンの画面明るさ最大/自動ロック一時オフ
  • 身分証明書(顔写真付き)を携帯(海外籍はパスポート)
  • 複数枚購入した人は、来場者へ事前に譲渡しておく
 * Peatixチケット譲渡:https://help-attendee.peatix.com/ja-JP/support/solutions/articles/44001821789
  • 到着が夜間になりそうな人は、ヘッドライトを手元に出しておく

入場動線(基本の流れ)

  • 駐車場 → 有料道路の路肩を徒歩移動 → GATE → メインストリート → センターキャンプ(受付) → リストバンド装着 → 設営
  • 道路側へはみ出さないように歩き、夜間は必ずヘッドライトを使ってください
  • 荷物は徒歩搬入(カート可)です。場内への車両乗り入れはできません

デジタルチケットの扱い(Peatix)

  • 受付はQRコードの読み取りで行います。事前にアプリまたはスクショを開ける状態にしてください
  • 電池切れ対策として、モバイルバッテリーを用意。同行者の端末にも自分のQRを共有しておくと安心です

複数枚購入のルール

  • 全員そろっていないと受付できません(バラバラ入場は不可)
  • 一緒に来ない場合は、必ず事前に譲渡手続きを完了してください(上記リンク参照)

リストバンド(重要)

  • 受付後に配布します。必ず手首に装着してください(バッグや衣類への取り付けは不可)
  • 原則として再発行はできません。外したり紛失したりしないようにしてください
  • アレルギーや皮膚が弱い方は、各自で保護テープ等の対策をしてください

夜間到着する場合

  • 受付が閉まっている場合は、翌朝のオープン直後に必ずチェックインしてリストバンドを受け取ってください
  • 夜間は視界が悪いです。

よくあるトラブルと回避策

  • 通信が弱くてチケットが表示できない → スクショ保存で回避
  • 譲渡を忘れて同行者が入れない → 事前にPeatixで譲渡完了まで実施
  • 電池切れ → モバイルバッテリー常備/低電力モード
  • リストバンドをバッグに付ける → 入場確認ができません。手首装着必須

持ち物ミニチェック(入場用)

  • [ ] PeatixのQRチケット(スクショ)
  • [ ] 身分証明書(海外籍はパスポート)
  • [ ] スマホ充電(モバイルバッテリー)
  • [ ] ヘッドライト(夜到着時は必須)
  • [ ] カート(徒歩搬入が楽になります)

③会場での過ごし方 目次

  • 会場への入場・受付(動線・夜間到着)
  • チェックイン(Peatix・複数枚の扱い・リストバンド)
  • キャンプ設営(場所選び・サウンド/静音エリア)
  • 会場インフラ(電気・水場〈非飲用〉・トイレ)
  • センターキャンプの使い方(ワークショップ・交流)
  • お風呂・温泉の利用(時間帯・移動のコツ)
  • 一日の過ごし方(昼/夜・ライト・寒さ対策の実際)
  • Volunteer Missions(当日ボランティアの見つけ方・参加方法)
  • ギフティング実践(同意・配布の工夫・その場で完結)
  • 安全(焚き火のルール・体調不良/救急・嫌な体験とハラスメント対応)
  • 落とし物・紛失物(Lost & Found)
  • 立つ鳥跡を濁さず-LNTの実践(ゴミ・排水・微細ゴミ・風対策・撤収前チェック)

会場への入場・受付(動線・夜間到着)

会場は最小限のサインで運用しています。駐車場からGATE→メインストリート→センターキャンプの順で進みます。車両の場内乗り入れはできません。荷物は徒歩で搬入してください(カート使用可)。

 

駐車場→GATE(徒歩動線)

 
  • 駐車場から会場までは、有料道路の路肩を歩行します。道路に出ないよう注意してください。
  • 夜間はヘッドライト必須
 有料道路で事故が起きると以後の開催に影響が出ます。

GATE→メインストリート→センターキャンプ

 
  • 道路に面したGATE(Burning Japanの看板)から入場し、舗装路(メインストリート)を直進します。
  • ストリート中央付近のセンターキャンプでチェックインします。
 

夜間到着時のポイント

  • 受付は時間制オープンのため閉まっている場合があります。その際はスケジュールを確認し次のオープン時に必ず手続きをしてください。
  • TODO:タイムテーブル掲示
 夜間入場時は翌朝オープン直後最初の受付時に必ずチェックインし、リストバンドを受け取ってください。

やりがちなNG

  • 路肩からはみ出して歩く/立ち止まって談笑する → 後続・車両の妨げになります。
  • 車で場内に入ろうとする → 会期中は車両進入不可です。

到着直後ミニチェック

  • [ ] ヘッドライトを装着した
  • [ ] 荷物は徒歩搬入の体制にした(カート・分割搬入)
  • [ ] GATE→センターキャンプの順路を把握した
  • [ ] 夜間はヘッドライトを点けて行動することをメンバーで共有した

チェックイン(Peatix・複数枚の扱い・リストバンド)

受付はメインストリート中央付近のセンターキャンプで行います。到着したらまずここへ向かってください。列がある場合は案内に従って並びます。

Peatixの準備(到着前に)

  • QR付きチケットをスクリーンショット保存(電波が弱くても提示できます)
  • スマートフォンの画面明るさを最大にし、自動ロックを一時的にオフ
  • 身分証明書(顔写真付き)を携帯(海外籍はパスポート)
  • 電池切れ対策にモバイルバッテリーを用意

複数枚購入・譲渡のルール

  • 複数枚購入のチケットは全員そろっていないと受付できません
  • 一緒に来ない場合は、事前に必ずPeatix上で譲渡手続きをしてください
 Peatixチケット譲渡: https://help-attendee.peatix.com/ja-JP/support/solutions/articles/44001821789

当日の流れ

  1. センターキャンプに集まる
  2. スタッフにQRコードを提示(スクリーンショットで可)
  3. 購入者名の確認・必要に応じて身分証明書を提示
  4. リストバンドを受け取り、その場で手首に装着して完了

リストバンド(重要)

  • 入場者管理のため必ず手首に装着してください(バッグや衣類への取り付け不可)
  • 原則として再発行はできません。外したり紛失したりしないでください
  • アレルギーや過敏症がある方は、各自で保護テープなどの対策をしてください

夜間到着する場合

  • 受付が一時的に閉まっていることがあります。スタッフや見回りの案内に従ってください
  • 当夜に受付できなかった場合は、翌朝のオープン直後に必ずチェックインし、リストバンドを受け取ってください

トラブル時の対処

  • スマホが不調/表示できない:事前に保存したスクリーンショットを提示。無い場合は購入時の氏名・メールで照合します(身分証明書の提示が必要)
  • 同行者の譲渡忘れ:その場での譲渡は不可のことがあります。必ず事前に完了してください
  • 電池切れ:モバイルバッテリーを使用。同行者にスクショ共有があると安心です

ミニチェック(受付直前)

  • [ ] PeatixのQRチケット(スクショ)が開ける
  • [ ] 身分証明書をすぐ出せる
  • [ ] スマホの画面が明るい/電池に余裕がある
  • [ ] リストバンドはその場で手首に装着する

キャンプ設営(場所選び・サウンド/静音エリア)

ここは牧草地でのキャンプです。車両の場内乗り入れはできません。荷物は徒歩で搬入し、設営は安全第一で進めてください。

基本方針

  • 街の中心となる舗装路(メインストリート)沿いに、先着順で設営します。
  • 初日の15:00まではテーマキャンプ用に線が引かれている場所は空けてください。それ以降はオープンにします。
  • トイレやCARPORT、センターキャンプなどのサポート設備はストリート沿いに集中しています。初参加は街の中心付近にキャンプするのが安心です。
  • ストリートにはみ出すロープや荷物は危険です。通行を妨げない配置にしてください。
  • 直火は禁止です。焚き火台と焚き火シート、消火用の水を必ず用意してください。

場所選びのコツ

  • 生活動線を短くしたい → ストリート近くに設営すると移動が楽です。
  • 静かに過ごしたい → サウンドキャンプの反対側や中心部の端寄りが向いています。
  • 夜間の歩行が不安 → 街灯はありません。ストリートから離れすぎない場所にすると安全です。
  • アートや通路の近くは人通りが多くなります。混雑や音量が気になる人は少し距離を取りましょう。

サウンド/静音の目安

  • サウンドキャンプは会場の四隅が目安です。音に敏感な人はこのエリアを避けてください。
  • 深夜は音量配慮の文化がありますが、完全な無音にはなりません。気になる方は耳栓の携行をおすすめします。
  • 発電機の近くは避けてください(運営や大型テーマキャンプが使用している場合があります)。

夜間と風対策

  • 夜は真っ暗です。ヘッドライト必須、テントやカートに小型ライトを付けると見つけやすくなります。
  • 風が強い日はペグを追加し、ガイロープを増やします。装飾は外して保管してください。
  • テント内の荷物を四隅に置くと安定します。ファスナーは都度閉めておくと風を受けにくいです。

焚き火まわり

  • 直火禁止。焚き火台+焚き火シートで地面を保護し、消火用の水を常備します。
  • 火の管理者を必ず置き、離れるときは完全消火します。灰・炭・焦げ跡は残さないでください。LNT
  • 風下のテントや通行人に火の粉が飛ばない位置に設置してください。

共有スペースのマナー

  • ストリートはテーブル、椅子など出せます。ぜひ会期中のリビングとして活用しましょう。
  • ゴミはすべて自分で管理し、微細な破片(テープ片・装飾など)も散らさないようにしてください。
  • テーマキャンプにゴミ箱があってもそれはキャンプメンバーのためのものです。使わないようにしてください。テーブルに置きっぱなしももちろんNG。
  • 人が多く集まる、ダンスフロアや大型テーマキャンプはゴミも多くなります。ゴミ拾いのギフティングはとても喜ばれます。Gifting

引っ越し(キャンプの移動)

  • 自分に一番合った場所を見つけるため、会期中にキャンプ場所を移動しても構いません。周囲に一声かけ、撤収跡を完全にきれいにしてから移動してください。LNT

ミニチェック(設営編)

  • [ ] ストリートにはみ出すロープ・荷物がない
  • [ ] サウンドキャンプからの距離感は希望どおり
  • [ ] 焚き火台・焚き火シート・消火用の水を準備した
  • [ ] ロープに反射材やライトを付けた
  • [ ] 撤収時に跡を残さない段取りをイメージできている

会場インフラ(電気・水場〈非飲用〉・トイレ)

会場のインフラは最小限です。自分で準備を整え、安全に使いましょう。

電気

  • 会場に電源の提供はありません。モバイルバッテリーを必ず持参してください。
  • 運営や一部の大型テーマキャンプは発電機を使っていますが、一般参加者への給電はギフティングであり、前提ではありません。特に運営は止めてははならない電源が多数あり、貸出できません。
  • 充電を頼む場合は、スマホ本体ではなくモバイルバッテリーを充電すると紛失や待機のリスクを避けられます。
  • ケーブルやアダプタは各自で用意してください。

水場(非飲用)

  • 会場に設置する水場は飲用ではありません。主な用途は以下です。
 * 手足洗い、うがい・歯磨き
 * 防火用の水の確保
 * サウナや足湯などへの給水
  • できないこと:
 * 食器洗い・調理器具の洗浄
 * 洗剤・油・食材残渣の排水
  • 排水はルールどおりに管理してください。真水以外は容器に回収して持ち帰ります。
  • 水が不足している場合は補給タイミングまで待つか、近くの参加者と声をかけ合って調整してください。

トイレ

  • 会場内に男女別の仮設トイレがあります。会場外の駐車場には水洗の公衆トイレがあります。
  • ポンプを押しても水が出ない場合は、防火用水からバケツで給水して復旧してください。
  • 満杯・詰まり・著しい汚れを見つけたら、一時クローズ(テープなどで封鎖)→ 運営または見回りへ連絡してください。
  • トイレにグレイウォーター(洗剤や食渣を含む水)を流さないでください。仮設トイレは一番高価で希少な資材です。
  • 紙や備品の補充が必要なときは、CARPORTに補充を用意しています(救急箱が目印)。自分でできる範囲の清掃も歓迎です。

ミニチェック(インフラ)

  • [ ] モバイルバッテリーとケーブルを持参した
  • [ ] 飲料水は別途準備した(会場水は非飲用)
  • [ ] 真水以外の排水は回収する容器を用意した
  • [ ] トイレの給水・一時クローズの手順を把握した

センターキャンプの使い方(ワークショップ・交流)

センターキャンプは、交流・表現・情報共有の拠点です。運営の事務局ではなく、参加者が自発的に場をつくります。誰でもワークショップや小さな企画を開けます。センターキャンプはCARPORT(運営テント)と隣合わせで、一体となって動きます。

できること

  • ワークショップ/トーク/ミニライブ/読書会/茶会などの開催
  • オープンマイクや即興セッション
  • 休憩・雑談・情報交換(迷っている人への案内も歓迎)
  • チェックインの手続き
  • Volunteer Missions・当日の手伝い募集の掲示確認

基本ルール

  • 予約は簡易ルール。現地のスケジュールボードに「タイトル/主催名/開始・終了」を書き込む
 (必要備品がある場合は自前で持参)
  • 時間は守る。前の枠が押していたら声かけして調整
  • 音量は街の中心であることを意識し配慮する。深夜帯は静かめで
  • 後片付けを徹底。備品・椅子・掲示は元の位置へ
  • 写真撮影・録音は必ず同意を取る(写りたくない人がいる前提で)

開催のコツ(主催者向け)

  • 内容はシンプルに。時間にゆとりを持って実施。
  • 必要な道具は自分で持参(ペン・テープ・延長コード等)
 ※給電の提供は基本的にありません
  • はじめに「やさしい参加方法」を伝える(途中参加OK、見るだけOK など)
  • 参加者の持ち物が増えない設計に(配布物は最小限、ゴミを出さない)

参加のマナー(来場者向け)

  • 途中入退場は静かに。進行を遮らない
  • 撮影は同意を取ってから。SNS公開も一言確認
  • 席や備品を独占しない。次のプログラムに備えて整える
  • 迷っている人・初参加者に声をかける(案内は立派なギフティング)

よくある質問

  • 予約は必要? → 現地のボード記入でOK。先着順で譲り合い
  • マイクやスピーカーは? → 基本は持ち込み。音量と時間帯に配慮
  • 雨天時は? → 屋根下スペースを共有。混む場合は時間短縮で回す

ミニチェック(主催者用)

  • [ ] ボードにタイトル/主催/時間を書いた
  • [ ] 必要備品を持参(電源に頼らない設計)
  • [ ] 開始前に音量・撮影の方針を共有
  • [ ] 終了後に清掃・原状回復・掲示撤去を完了

お風呂・温泉の利用(時間帯・移動のコツ)

会場内にシャワー設備はありません。近隣の温泉(万座温泉・草津温泉など)を利用します。温泉は体を清潔に保つだけでなく、冷えた体を温める良い機会です。

基本情報

  • アクセス目安:万座温泉は車で約15分、草津温泉は車で約30分(有料道路区間あり)です。
  • 利用時間帯の目安:日帰り温泉は16:00頃までで受付が終了します。10:00〜14:00頃に会場を出るとスムーズなことが多いです。
  • 料金の目安:施設により異なりますが、概ね800〜1,000円前後です。最新の営業時間・料金は各施設の掲示をご確認ください。
  • 万座温泉は比較的タトゥーには寛容です(日進館、豊国館は入れた報告あり)。

移動のコツ(ライドシェア前提)

  • 出発前に同乗者・ドライバーで出発/帰着時刻、集合場所(駐車場の目印など)を決めておきます。
  • 帰路は湯冷めしやすい時間帯です。湯上がり直後に合流・出発できるよう、時間厳守で動きます。
  • 会場に戻ったらビールご馳走するなどはとても喜ばれます。

一日の過ごし方(昼/夜・ライト・寒さ対策の実際)

会場では時間割やアナウンスが最小限です。自分のペースで動きつつ、周りと声をかけ合って一日を組み立ててください。

だいたいの流れ(例)

  • 朝:起床 → 温かい飲み物 → 片付け・LNTの小掃除 → 今日の予定を確認
  • 昼:センターキャンプや各キャンプを巡る・ワークショップ参加・温泉へ
  • 夕方:日没前に防寒とライトの準備・焚き火やギフティングの準備
  • 夜:音楽・アート・交流を楽しむ(ライト必携)→ 最後に自分の区画を軽く片付けて就寝

朝の過ごし方(片付け・LNT・温泉)

  • 夜間のうちに風で飛んだゴミを探し誰のゴミでも片付けましょう。
  • 温泉の相手を探しましょう。ドライバーなら声がけ、乗りたいならいつでも出発できるように準備を。
  • 10:00〜14:00ごろにチャイムが聞こえたらおそらく温泉チャイムです。待ち合わせはセンターキャンプ(乗りたい人、乗せたい人が鳴らす)

昼の過ごし方(移動・休憩のコツ)

  • 牧草地で日陰が少ないため、タープ、帽子や日焼け対策があると楽に過ごせます。テーマキャンプはタープを持ち込んでいるため入らせてもらいましょう。
  • 機構の変化によっては急に気温が下がります。上着を持ち歩いてください。
  • ゴミや落とし物を見つけたら誰のものでも拾う習慣に。昼のうちにLNTを少しずつ進めると最後が楽です。

夜の過ごし方(暗さ・音・安全)

  • インフラのない場所をわざわざ選んで開催していますので、夜は本当に暗くなります。ヘッドライトは必ず携帯してください。
  • 余裕があれば自分を光らせましょう。LEDや蛍光塗料(ストリートにはブラックライトが灯ります)で。
  • スマートフォンはライト代わりに使うと落としやすく、バッテリーを浪費します。ヘッドライト中心の運用にしてください。
  • ペグ・ロープに足を引っかけやすい時間帯です。ロープには反射材や小型ライトを付けると安全です。

ライト(照明)のコツ

  • ヘッドライトが便利です。予備電池も入れておきましょう。
  • 自分やキャンプを光らせる「キラキラ」は安全にも役立ちます。電池は余裕を持って準備してください。
  • 充電はモバイルバッテリーで行い、スマホ本体を預けっぱなしにしないようにしてください。

体温・寒さ対策の実際

  • 夜〜早朝は一気に冷えます。首・手首・足首を温める小物(ネックウォーマー、手袋、厚手ソックス)が効きます。
  • 深夜どうしても耐えられない場合は、CARPORT救急ボックスに使い捨てカイロがあります。
  • 座っている時間が長いと冷えます。ひざ掛けや大判ブランケットがあると快適です。
  • 靴下は濡れると冷えます。替えを数足用意してください。
  • ダウンなどの上着は焚き火の火の粉で穴が空くことがあります。上から古着やブランケットを重ねると安心です。

スマートフォン・貴重品の扱い

  • 夜間は紛失が起きやすいです。ファスナー付きポケットや小さなポーチで持ち歩いてください。
  • 落としたときのために、端末の「探す」機能を有効にし、電池残量に余裕を持たせてください。
  • 連絡は事前に集合場所・時間を決めておくと、電波が弱い時間帯でも合流しやすいです。待ち合わせにはセンターキャンプがおすすめです。暖かくワークショップも開催されているので飽きません。

天候が崩れたとき

  • 強風・濃霧・雨のときは、無理に活動範囲を広げず、センターキャンプやテーマキャンプなど屋根のある拠点へ。
  • 風が強いときは装飾を外して保管し、ガイロープを追加して固定してください。テントを畳む判断も。
  • 体が冷えたら温かい飲み物を。無理せず早めに休むのも選択肢です。

就寝前のひと手間(明日のために)

  • 足元をライトで照らしながら、区画を一周して小さなゴミや落とし物を回収します。
  • 食べ残し・飲み残しは密閉し、動物や風で飛ばないようにしてください。
  • 翌朝に使うもの(ヘッドライト・上着・飲み物)は手の届く位置に出しておくとスムーズです。

ミニチェック(出発時/日没前)

  • [ ] ヘッドライト・予備電池を持った
  • [ ] 上着・ひざ掛け・厚手ソックスを用意した
  • [ ] 飲み水と軽食を携帯した
  • [ ] ロープや装飾は風対策ができている
  • [ ] 帰る前に自区画のLNTを1回実施する

Volunteer Missions(当日ボランティアの見つけ方・参加方法)

Volunteer Missionsは、その日その時に必要な小さな手伝いを集める仕組みです。初参加でもすぐに参加できます。思い立ったら行動して、イベントを一緒に動かしましょう。

どこで見つかるか

  • 会場:CARPORT(運営テント)前の掲示ボードに当日の募集を掲示します。
  • 見回り:会場内を巡回している見回りスタッフに声をかけると、その場で必要な手伝いを紹介できます。
  • 口頭アナウンス:近くの参加者同士で声をかけ合い、短時間の手伝いを組むこともあります。Voluntold

代表的なミッション例

  • 朝の水運び(防火用水・サウナ用の補給;目安 9:00〜、4名程度)
  • ランタン点灯・燃料補充・回収(夕方〜夜)
  • 見回り(会場全体のパトロール、防火、LNTチェック)
  • 仮設トイレの給水・軽清掃(ポンプが空のときの復旧、汚れの応急対応)
  • ストリート沿い備品の整頓(コーン・テープ・イエローボックスの配置調整)
  • 迷っている人の案内(GATE→センターキャンプの導線、温泉の時間帯、荷物運びの手伝いなど)
  • 風対策の応援(装飾の一時撤去・固定の補助)
  • 撤収前日のLNT強化(微細ゴミ回収・掲示撤去の支援)
  • LNT Day(2025年10月14日)への参加

参加方法(流れ)

  1. 掲示ボードの「タイトル/開始時刻/集合場所/必要人数/所要時間」を確認します。
  2. 参加したいミッションの担当者に名乗り出ます(その場で合流でもOK)。
  3. 集合場所・持ち物・安全上の注意を確認してスタートします。
  4. 終了後、担当者に完了報告し、備品を元の場所に戻します。

集合と持ち物(目安)

  • 集合場所:CARPORT前/該当設備の近く(掲示を参照)
  • 推奨装備:手袋、ヘッドライト(夜)、歩きやすい靴、飲み水、必要に応じてカッパ
  • 備品は原則現地にあります(バケツ、テープ、工具など)。足りなければCARPORTに相談してください。

安全とマナー

  • 体調がすぐれないときは無理をしないでください。途中離脱もOKです。
  • 経験がない業務への挑戦は十分注意してください。(工具類、高所作業など)

募集の出し方(主催側の書き方)

  • タイトル:日時+内容(例)10/10 9:00 朝の水運び 4名
  • 集合:場所/目印(例)CARPORT前の看板横
  • 内容:作業の要点・想定時間(例)防火用水の補給;約60分
  • 持ち物:必要なものがあれば明記(例)手袋・濡れてもよい靴
  • 連絡:担当の呼び名(当日現地での合流方法)
  • 終了処理:備品の返却場所・次の回の案内など

終了後にやること

  • 備品の数・破損の有無を確認し、指定場所に戻します。
  • 掲示は「終了」に更新して混乱を防ぎます。
  • 余力があれば、次の時間帯の募集や別ミッションの手伝いへ。

よくある質問

初参加でも大丈夫?
大丈夫です。ほとんどが短時間・シンプルな内容です。担当者がその場で説明します。
途中参加・途中離脱は?
OKです。合流時と離脱時に一声かけてください。
道具がないと参加できない?
多くは現地にあります。必要品は掲示に記載します。迷ったらCARPORTで相談してください。

ミニチェック(参加前)

  • [ ] 集合場所・時間・担当者を確認した
  • [ ] 手袋・ヘッドライト(夜)・歩きやすい靴を用意した
  • [ ] 飲み水を持った/体調に問題ない
  • [ ] 終了後の備品返却と掲示更新まで行う

ギフティング実践(同意・配布の工夫・その場で完結)

ここでは、会場で今すぐ使えるギフティングの実践ポイントをまとめます。物販・広告・バーター(交換取引)ではありません。受け取りを断られたら、それも尊重してください。初参加の方は「参加そのもの」が立派なギフトです。

基本ルール(要点)

  • 見返りを求めない/宣伝しない/売買しない
  • 明示的な同意をとる(渡す・触れる・撮る前に一言)
  • 断られたら押しつけない
  • ゴミ・微細残渣・排水を出さない設計にする(LNT)
  • その場で完結:余り・容器・装飾は自分で必ず回収する

配布設計(小さく・軽く・その場で終わる)

  • 量は全員分を用意しなくて十分。短時間で配り切れる規模にしてください。
  • 提供容器は受け手のマイカップ/皿を前提にする。使い捨ては極力避けます。
  • 風で飛ぶ素材(紙片・ラメ・紙吹雪)は使いません。装飾は確実に固定して最後に撤去します。
  • 提供場所は通路を塞がない位置。火気・発電機・強風を避け、転倒の心配がない高さで。

フード/ドリンクを配るとき

  • 表示:原材料・アレルギー・アルコール有無を簡潔に掲示(例:小麦・乳・ナッツ・酒)。
  • 温度と衛生:生ものは最小限にし、長時間の放置は避けます。トング・アルコールワイプを用意。
  • アルコール:20歳未満には提供しません。年齢確認と同意を徹底し、ノンアルの代替も用意すると親切です。
  • 容器:缶・瓶の大量配布はゴミになります。受け手のマイカップ運用にしてください。
  • 排水:洗い物前提の提供は避けます。グレイウォーターは出さない設計に。

体験・サービス系のギフト

  • 案内・写真撮影・温かい飲み物の提供・夜道のライトサポート・設営/撤収の一手など、物以外が有効です。
  • 撮影は必ず同意を取り、公開(SNS等)も一言確認してください。
  • 身体接触やメイク・ボディペイントは、同意を都度とります(途中で撤回されたら即終了)。

音・光・空間のギフト

  • 楽器のみ持込の場合は、センターキャンプを活用しましょう。
  • 音量と時間帯に配慮。深夜は静かめに。近隣のキャンプと一言声をかけるとトラブルを避けられます。
  • 強いライトは人の顔やテントに向けません。通路の足元を照らす演出は安全にも有効です。
  • 人だまりができたら、通路を確保して誘導してください。

同意(Consent)の実践

  • 渡す前に短く質問:「◯◯いかがですか?」「写真撮ってもいい?」
  • 「いらない」「今はいい」には笑顔で「OK」。勘違い・押しつけはしません。
  • 状況が変われば同意も更新。長時間の提供や接触を伴う体験は要所で再確認します。

LNT(痕跡を残さない)の徹底

  • そもそもゴミが出ない設計に(包装ゼロ、紙皿・紙コップを配らない)。
  • 微細ゴミ(シール台紙・切れ端・ラメ等)を出さない。出た場合は必ず回収。

よくあるNG

  • 紙吹雪・グリッター・ラメ・極小ビーズの使用
  • シールやステッカーを無差別に貼る/台紙を散らす
  • 大量の缶・瓶を配って回収しない
  • 洗剤を使う前提の提供(食器洗いが必要になる設計)
  • 同意の不十分な撮影・接触・アルコール提供

ミニチェック(配布前/終了時)

  • [ ] 量は配り切れる規模にした
  • [ ] アレルギー・アルコール表示を用意した
  • [ ] マイカップ前提で運用できる
  • [ ] 通路を塞がない配置・火気から距離を取った
  • [ ] 終了後、装飾・残り・微細ゴミまで回収した

安全(焚き火のルール・体調不良/救急・嫌な体験とハラスメント対応)

安全はすべての活動の前提です。自分で備え、周りと助け合いながら安全な場づくりに参加してください。

焚き火のルール

  • 直火は禁止です。必ず焚き火台+焚き火シートを使い、地面を焦がさないようにしてください。
  • 消火装備(十分な水、または消火器)を手の届く場所に用意してください。
  • 風の強い日は特に注意してください。火の粉が飛ぶ向きを確認し、テントや通路から十分に離してください。
  • 火をつけている間は必ず見張りを置き、離れるときは完全に消火してください。
  • 灰・炭は散らさず回収し、焦げ跡を残さないように撤収してください。
  • 燃料やアルコール類は火元から離して保管してください。テント内で火気は使わないでください。

体調不良・救急

  • 体調が悪いと感じたら、無理をせずに休み、水分をとってください。周囲の参加者や見回りに声をかけ、必要ならCARPORT(運営テント)へ向かってください。
  • CARPORTには簡単な救急箱、清潔な水、AED、近隣医療機関情報、体を休めるスペースがあります。基本的にはすべてセルフサービスになります。Radical Self Reliance
  • 低体温が疑われるときは、風を避けて衣服を乾いたものに替え体を温めてください。温かい飲み物が有効です。
  • 傷病者を動かす必要があるときは無理をせず、近くの参加者に協力を求めてください。
  • 重大な緊急時は運営や見回りの確認を待たず119を利用してください。周りの参加者にも協力を依頼してください。最寄りの消防署にはイベント開催の案内を提出してあります。 イベント名:バーニングジャパン 会場:万座ハイウエー 嬬恋牧場 牧場内レストハウス下の牧場ゲートから入場可能

嫌な体験・トラブルへの対応(Consent)

  • 少しでも不快・不安を感じたら、その場を離れてください。NOと言って構いません。
  • 勧誘や提供は同意が前提です。撮影や身体接触、飲食の提供は、必ず相手の同意を得てください。
  • 困っているときは、近くの参加者・見回りにすぐ相談してください。周囲の人も気づいたら声をかけ、状況確認とサポートをお願いします。
  • プライバシーに配慮が必要な相談は、運営に直接伝える方法も用意します。イベント期間中はサイトトップページ( https://burningjapan.org )に特設フォームを案内します。イベント後はアンケートでの報告を受け付け、改善に取り組みます。

夜間・移動の安全

  • 夜は非常に暗くなります。ヘッドライトを必ず携帯し、足元と通路を照らしてください。
  • ロープやペグには反射材や小型ライトを付けると転倒防止になります。
  • 駐車場~会場の移動は有料道路の路肩を歩行します。道路側に出ないよう注意してください。

よくあるトラブルと回避策

  • 日焼け:晴天の場合は日差しを遮るものが殆どありません。日傘、タープなどを準備しましょう。
  • 火の粉で衣類に穴:焚き火の近くでは難燃素材でなくても古着やブランケットを上に重ねると安心です。
  • 脱水・頭痛:こまめに水を飲み、帽子や薄手の上着で体温調整してください。
  • 迷子・合流できない:事前に集合場所と時間を決め、電波が悪いときは一度拠点(センターキャンプ)に戻る運用にしてください。

ミニチェック(安全)

  • [ ] 焚き火台・焚き火シート・消火用の水を準備した
  • [ ] ヘッドライトと予備電池を携帯している
  • [ ] 体調が悪くなった時の動線(近くの人→見回り→CARPORT)を共有した
  • [ ] 同意(Consent)を前提に行動し、嫌なら断る/離れることをチームで確認した

立つ鳥跡を濁さず-LNTの実践(ゴミ・排水・微細ゴミ・風対策・撤収前チェック)

LNT(Leave No Trace)は、会場を「誰もキャンプしていなかった」状態に戻すための実践です。イベントを続けるために、全員で徹底してください。

基本方針(当日の運用)

  • そもそもゴミを出さない設計にします(包装・使い捨てを極力ゼロに)。
  • 出たものは必ず自分で持ち帰ります。置き捨て・人任せはしません。
  • 水は真水以外を地面や設備に流しません。トイレに流さないでください。
  • 強風・雨の前には装飾を一時撤去します。飛散・破損を防いでください。

ゴミを出さない運用

  • 受け渡しは受け手のマイカップ・皿を前提にしてください。紙皿・紙コップの配布は避けます。
  • 缶・瓶は大量配布しないでください。配った場合は回収まで責任を持ちます。
  • パッケージは事前に外して圧縮してから持ち込むと量を減らせます。
  • 喫煙者は携帯灰皿を必ず用意してください。吸い殻は絶対に落とさないでください。

微細ゴミ(マイクロトラッシュ)対策

  • ラメ(グリッター)・紙吹雪・極小ビーズなどは使用しないでください。
  • 結束バンドの切れ端、テープのちぎれ、糸くず・紐の切れ端は発生させない運用にしてください。
  • ステッカー台紙・シールの剥離紙はすぐ密閉袋へ。風で飛びます。
  • 夜間はライトで足元を照らし、ペグ周りや通路の微細ゴミをこまめに拾ってください。

排水(グレイウォーター)の扱い

  • 真水のみ排水可能です(例:沸かした水の残り、足湯・サウナの使用後の水、消火用に準備した水、未開封の飲料水の残り)。
  • 洗剤や油、食材残渣を含む水は一切流せません。容器(ボトルやタンク)に回収し、必ず持ち帰ってください。
  • 食器洗いを前提にした提供は避けてください。洗い物が出ない提供方法にしてください。
  • トイレにグレイウォーターを流さないでください。設備故障の原因になります。

風対策(飛散・破損の予防)

  • 装飾は必ず固定し、強風時は外して保管してください。風で飛ぶ素材は使わないのが安全です。
  • タープ・旗・看板は地面への固定を増やし、夜は張り具合を再確認してください。
  • 軽い備品はコンテナにまとめて重しを載せます。就寝前に緩みがないか確認してください。

焚き火跡の処理

  • 直火は禁止です。焚き火台と耐熱シートを必ず使ってください。
  • 灰・炭は完全消火のうえ回収し、地面に散らさないでください。焦げ跡はブラシで整え、土や草を傷めないようにしてください。
  • 焚き火シートに残った微細な灰も丁寧に回収してください。

区画の巡回(MOOPウォーク)

  • MOOP(落とし物・場違いな物)を1日数回、小さな袋を持って回収してください。
  • しゃがんで目線を低くすると微細ゴミが見つかりやすいです。
  • 通路・アート周り・共同スペースも自分ごととして一緒に拾ってください。

ゴミの持ち帰り

  • すべて個人で持ち帰ってください。キャンプのゴミ箱はメンバー専用です。
  • 近隣のコンビニ・スーパーに捨てないでください。地域への影響が大きく、イベント継続に支障が出ます。
  • 公共交通機関利用者は、軽量・圧縮・再封可能な袋を使い、持ち帰れる量に抑えてください。どうしても困難な場合はCARPORTに相談してください。

LNT Dayへの参加

イベント終了日の翌日、LNTの完了を確認するための予備日、LNT Dayを設けています。

この日も多くのボランティアが必要になるので、日程に余裕のある人は是非参加してください。

ささやかですが、東京方面までライドシェアで連れて帰ります。

撤収前チェック(当日)

  • [ ] テント周りを3回見回り(立つ・しゃがむ・ライト照射)で微細ゴミを回収した
  • [ ] 装飾・テープ・結束バンドの端材をすべて回収した
  • [ ] 灰・炭・焚き火シートの汚れを回収し、焦げ跡を整えた
  • [ ] 風で飛びやすい物(紙・布・ビニール)をすべて撤去した
  • [ ] 排水は真水のみ。グレイウォーターは容器に回収した
  • [ ] 通路・共同スペースのMOOPも拾った(自区画以外も目についたら拾います)
  • [ ] 最後に区画写真を撮って、痕跡がないことを確認した

↓↓↓↓↓再編集中↓↓↓↓↓↓↓

 
4 GATE

道路に面したGATEからメインストリートに向かいます。

メインストリート中央センターキャンプにてチェックイン手続きを行います。

 

デジタルチケットの表示方法

 

キャンプ設営

 

※これは2024年版。テーマキャンプレイアウト以外は一緒です。

 
 
 

会場の様子:2024年AfterMovie

 
 


過去のバーニングジャパンの残置物

 

※Take Freeといって、会場に置いていくのも残念ながらLNT違反。