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* 立つ鳥跡を濁さず-LNTの実践(ゴミ・排水・微細ゴミ・風対策・撤収前チェック)
* 立つ鳥跡を濁さず-LNTの実践(ゴミ・排水・微細ゴミ・風対策・撤収前チェック)
* LNT Day ボランティア (LNTの確認作業)


== 会場への入場・受付(動線・夜間到着) ==
== 会場への入場・受付(動線・夜間到着) ==
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* アクセス目安:万座温泉は車で約15分、草津温泉は車で約30分(有料道路区間あり)です。
* アクセス目安:万座温泉は車で約15分、草津温泉は車で約30分(有料道路区間あり)です。
* 利用時間帯の目安:日帰り温泉は午前~昼過ぎが空いています。'''10:00〜14:00頃に会場を出る'''とスムーズなことが多いです。
* 利用時間帯の目安:日帰り温泉は16:00頃までで受付が終了します。'''10:00〜14:00頃に会場を出る'''とスムーズなことが多いです。
* 料金の目安:施設により異なりますが、概ね'''800〜1,000円前後'''です。最新の営業時間・料金は各施設の掲示をご確認ください。
* 料金の目安:施設により異なりますが、概ね'''800〜1,000円前後'''です。最新の営業時間・料金は各施設の掲示をご確認ください。
* 万座温泉は比較的タトゥーには寛容です(日進館、豊国館は入れた報告あり)。


=== 移動のコツ(ライドシェア前提) ===
=== 移動のコツ(ライドシェア前提) ===
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* 出発前に同乗者・ドライバーで出発/帰着時刻、集合場所(駐車場の目印など)を決めておきます。
* 出発前に同乗者・ドライバーで出発/帰着時刻、集合場所(駐車場の目印など)を決めておきます。
* 帰路は湯冷めしやすい時間帯です。湯上がり直後に合流・出発できるよう、時間厳守で動きます。
* 帰路は湯冷めしやすい時間帯です。湯上がり直後に合流・出発できるよう、時間厳守で動きます。
* 有料道路の料金や燃料代は、事前に割り勘ルールを共有しておくとスムーズです。
* 会場に戻ったらビールご馳走するなどはとても喜ばれます。
 
== 一日の過ごし方(昼/夜・ライト・寒さ対策の実際) ==
会場では時間割やアナウンスが最小限です。自分のペースで動きつつ、周りと声をかけ合って一日を組み立ててください。
 
=== だいたいの流れ(例) ===
 
* 朝:起床 → 温かい飲み物 → 片付け・LNTの小掃除 → 今日の予定を確認
* 昼:センターキャンプや各キャンプを巡る・ワークショップ参加・温泉へ
* 夕方:日没前に防寒とライトの準備・焚き火やギフティングの準備
* 夜:音楽・アート・交流を楽しむ(ライト必携)→ 最後に自分の区画を軽く片付けて就寝
 
=== 朝の過ごし方(片付け・LNT・温泉) ===
 
* 夜間のうちに風で飛んだゴミを探し誰のゴミでも片付けましょう。
* 温泉の相手を探しましょう。ドライバーなら声がけ、乗りたいならいつでも出発できるように準備を。
* 10:00〜14:00ごろにチャイムが聞こえたらおそらく温泉チャイムです。待ち合わせはセンターキャンプ(乗りたい人、乗せたい人が鳴らす)
 
=== 昼の過ごし方(移動・休憩のコツ) ===
 
* 牧草地で日陰が少ないため、タープ、帽子や日焼け対策があると楽に過ごせます。テーマキャンプはタープを持ち込んでいるため入らせてもらいましょう。
* 機構の変化によっては急に気温が下がります。上着を持ち歩いてください。
* ゴミや落とし物を見つけたら誰のものでも拾う習慣に。昼のうちにLNTを少しずつ進めると最後が楽です。
 
=== 夜の過ごし方(暗さ・音・安全) ===
 
* インフラのない場所をわざわざ選んで開催していますので、夜は本当に暗くなります。'''ヘッドライトは必ず携帯'''してください。
* 余裕があれば自分を光らせましょう。LEDや蛍光塗料(ストリートにはブラックライトが灯ります)で。
* スマートフォンはライト代わりに使うと落としやすく、バッテリーを浪費します。ヘッドライト中心の運用にしてください。
* ペグ・ロープに足を引っかけやすい時間帯です。ロープには反射材や小型ライトを付けると安全です。
 
=== ライト(照明)のコツ ===
 
* ヘッドライトが便利です。予備電池も入れておきましょう。
* 自分やキャンプを光らせる「キラキラ」は安全にも役立ちます。電池は余裕を持って準備してください。
* 充電はモバイルバッテリーで行い、スマホ本体を預けっぱなしにしないようにしてください。
 
=== 体温・寒さ対策の実際 ===
 
* 夜〜早朝は一気に冷えます。首・手首・足首を温める小物(ネックウォーマー、手袋、厚手ソックス)が効きます。
* 深夜どうしても耐えられない場合は、CARPORT救急ボックスに使い捨てカイロがあります。
* 座っている時間が長いと冷えます。ひざ掛けや大判ブランケットがあると快適です。
* 靴下は濡れると冷えます。替えを数足用意してください。
* ダウンなどの上着は焚き火の火の粉で穴が空くことがあります。上から古着やブランケットを重ねると安心です。
 
=== スマートフォン・貴重品の扱い ===
 
* 夜間は紛失が起きやすいです。ファスナー付きポケットや小さなポーチで持ち歩いてください。
* 落としたときのために、端末の「探す」機能を有効にし、電池残量に余裕を持たせてください。
* 連絡は事前に集合場所・時間を決めておくと、電波が弱い時間帯でも合流しやすいです。待ち合わせにはセンターキャンプがおすすめです。暖かくワークショップも開催されているので飽きません。
 
=== 天候が崩れたとき ===
 
* 強風・濃霧・雨のときは、無理に活動範囲を広げず、センターキャンプやテーマキャンプなど屋根のある拠点へ。
* 風が強いときは装飾を外して保管し、ガイロープを追加して固定してください。テントを畳む判断も。
* 体が冷えたら温かい飲み物を。無理せず早めに休むのも選択肢です。
 
=== 就寝前のひと手間(明日のために) ===
 
* 足元をライトで照らしながら、区画を一周して小さなゴミや落とし物を回収します。
* 食べ残し・飲み残しは密閉し、動物や風で飛ばないようにしてください。
* 翌朝に使うもの(ヘッドライト・上着・飲み物)は手の届く位置に出しておくとスムーズです。
 
=== ミニチェック(出発時/日没前) ===
 
* [ ] ヘッドライト・予備電池を持った
* [ ] 上着・ひざ掛け・厚手ソックスを用意した
* [ ] 飲み水と軽食を携帯した
* [ ] ロープや装飾は風対策ができている
* [ ] 帰る前に自区画のLNTを1回実施する
 
== Volunteer Missions(当日ボランティアの見つけ方・参加方法) ==
Volunteer Missionsは、その日その時に必要な小さな手伝いを集める仕組みです。初参加でもすぐに参加できます。思い立ったら行動して、イベントを一緒に動かしましょう。
 
=== どこで見つかるか ===
 
* 会場:CARPORT(運営テント)前の掲示ボードに当日の募集を掲示します。
* 見回り:会場内を巡回している見回りスタッフに声をかけると、その場で必要な手伝いを紹介できます。
* 口頭アナウンス:近くの参加者同士で声をかけ合い、短時間の手伝いを組むこともあります。Voluntold
 
=== 代表的なミッション例 ===
 
* 朝の水運び(防火用水・サウナ用の補給;目安 9:00〜、4名程度)
* ランタン点灯・燃料補充・回収(夕方〜夜)
* 見回り(会場全体のパトロール、防火、LNTチェック)
* 仮設トイレの給水・軽清掃(ポンプが空のときの復旧、汚れの応急対応)
* ストリート沿い備品の整頓(コーン・テープ・イエローボックスの配置調整)
* 迷っている人の案内(GATE→CARPORTの導線、温泉の時間帯、荷物運びの手伝いなど)
* 風対策の応援(装飾の一時撤去・固定の補助)
* 撤収前日のLNT強化(微細ゴミ回収・掲示撤去の支援)
* LNT Day(2025年10月14日)への参加
 
=== 参加方法(流れ) ===
 
# 掲示ボードの「タイトル/開始時刻/集合場所/必要人数/所要時間」を確認します。
# 参加したいミッションの担当者に名乗り出ます(その場で合流でもOK)。
# 集合場所・持ち物・安全上の注意を確認してスタートします。
# 終了後、担当者に完了報告し、備品を元の場所に戻します。
 
=== 集合と持ち物(目安) ===
 
* 集合場所:基本はCARPORT前/センターキャンプ(空いている時)/該当設備の近く(掲示を参照)
* 推奨装備:手袋、ヘッドライト(夜)、歩きやすい靴、飲み水、必要に応じてカッパ
* 備品は原則現地にあります(バケツ、テープ、工具など)。足りなければCARPORTに相談してください。
 
=== 安全とマナー ===
 
* 体調がすぐれないときは無理をしないでください。途中離脱もOKです。
* 経験がない業務への挑戦は十分注意してください。(工具類、高所作業など)
 
=== 募集の出し方(主催側の書き方) ===
 
* タイトル:日時+内容(例)10/10 9:00 朝の水運び 4名
* 集合:場所/目印(例)CARPORT前の看板横
* 内容:作業の要点・想定時間(例)防火用水の補給;約60分
* 持ち物:必要なものがあれば明記(例)手袋・濡れてもよい靴
* 連絡:担当の呼び名(当日現地での合流方法)
* 終了処理:備品の返却場所・次の回の案内など
 
=== 終了後にやること ===
 
* 備品の数・破損の有無を確認し、指定場所に戻します。
* 掲示は「終了」に更新して混乱を防ぎます。
* 余力があれば、次の時間帯の募集や別ミッションの手伝いへ。
 
=== よくある質問 ===
 
; 初参加でも大丈夫?
: 大丈夫です。ほとんどが短時間・シンプルな内容です。担当者がその場で説明します。
; 途中参加・途中離脱は?
: OKです。合流時と離脱時に一声かけてください。
; 道具がないと参加できない?
: 多くは現地にあります。必要品は掲示に記載します。迷ったらCARPORTに相談してください。
 
=== ミニチェック(参加前) ===
 
* [ ] 集合場所・時間・担当者を確認した
* [ ] 手袋・ヘッドライト(夜)・歩きやすい靴を用意した
* [ ] 飲み水を持った/体調に問題ない
* [ ] 終了後の備品返却と掲示更新まで行う
 
== ギフティング実践(同意・配布の工夫・その場で完結) ==
ここでは、会場で今すぐ使えるギフティングの実践ポイントをまとめます。物販・広告・バーター(交換取引)ではありません。受け取りを断られたら、それも尊重してください。初参加の方は「参加そのもの」が立派なギフトです。
 
=== 基本ルール(要点) ===
 
* 見返りを求めない/宣伝しない/売買しない
* 明示的な同意をとる(渡す・触れる・撮る前に一言)
* 断られたら押しつけない
* ゴミ・微細残渣・排水を出さない設計にする(LNT)
* その場で完結:余り・容器・装飾は自分で必ず回収する
 
=== 配布設計(小さく・軽く・その場で終わる) ===
 
* 量は全員分を用意しなくて十分。短時間で配り切れる規模にしてください。
* 提供容器は受け手のマイカップ/皿を前提にする。使い捨ては極力避けます。
* 風で飛ぶ素材(紙片・ラメ・紙吹雪)は使いません。装飾は確実に固定して最後に撤去します。
* 提供場所は通路を塞がない位置。火気・発電機・強風を避け、転倒の心配がない高さで。
 
=== フード/ドリンクを配るとき ===
 
* 表示:原材料・アレルギー・アルコール有無を簡潔に掲示(例:小麦・乳・ナッツ・酒)。
* 温度と衛生:生ものは最小限にし、長時間の放置は避けます。トング・アルコールワイプを用意。
* アルコール:20歳未満には提供しません。年齢確認と同意を徹底し、ノンアルの代替も用意すると親切です。
* 容器:缶・瓶の大量配布はゴミになります。受け手のマイカップ運用にしてください。
* 排水:洗い物前提の提供は避けます。グレイウォーターは出さない設計に。
 
=== 体験・サービス系のギフト ===
 
* 案内・写真撮影・温かい飲み物の提供・夜道のライトサポート・設営/撤収の一手など、物以外が有効です。
* 撮影は必ず同意を取り、公開(SNS等)も一言確認してください。
* 身体接触やメイク・ボディペイントは、同意を都度とります(途中で撤回されたら即終了)。
 
=== 音・光・空間のギフト ===
 
* 楽器のみ持込の場合は、センターキャンプを活用しましょう。
* 音量と時間帯に配慮。深夜は静かめに。近隣のキャンプと一言声をかけるとトラブルを避けられます。
* 強いライトは人の顔やテントに向けません。通路の足元を照らす演出は安全にも有効です。
* 人だまりができたら、通路を確保して誘導してください。
 
=== 同意(Consent)の実践 ===
 
* 渡す前に短く質問:「◯◯いかがですか?」「写真撮ってもいい?」
* 「いらない」「今はいい」には笑顔で「OK」。勘違い・押しつけはしません。
* 状況が変われば同意も更新。長時間の提供や接触を伴う体験は要所で再確認します。
 
=== LNT(痕跡を残さない)の徹底 ===
 
* そもそもゴミが出ない設計に(包装ゼロ、紙皿・紙コップを配らない)。
* 微細ゴミ(シール台紙・切れ端・ラメ等)を出さない。出た場合は必ず回収。
 
=== よくあるNG ===
 
* 紙吹雪・グリッター・ラメ・極小ビーズの使用
* シールやステッカーを無差別に貼る/台紙を散らす
* 大量の缶・瓶を配って回収しない
* 洗剤を使う前提の提供(食器洗いが必要になる設計)
* 同意の不十分な撮影・接触・アルコール提供
 
=== ミニチェック(配布前/終了時) ===
 
* [ ] 量は配り切れる規模にした
* [ ] アレルギー・アルコール表示を用意した
* [ ] マイカップ前提で運用できる
* [ ] 通路を塞がない配置・火気から距離を取った
* [ ] 終了後、装飾・残り・微細ゴミまで回収した
 
== 安全(焚き火のルール・体調不良/救急・嫌な体験とハラスメント対応) ==
安全はすべての活動の前提です。自分で備え、周りと助け合いながら安全な場づくりに参加してください。
 
=== 焚き火のルール ===
 
* 直火は禁止です。必ず焚き火台+焚き火シートを使い、地面を焦がさないようにしてください。
* 消火装備(十分な水、または消火器)を手の届く場所に用意してください。
* 風の強い日は特に注意してください。火の粉が飛ぶ向きを確認し、テントや通路から十分に離してください。
* 火をつけている間は必ず見張りを置き、離れるときは完全に消火してください。
* 灰・炭は散らさず回収し、焦げ跡を残さないように撤収してください。
* 燃料やアルコール類は火元から離して保管してください。テント内で火気は使わないでください。
 
=== 体調不良・救急 ===
 
* 体調が悪いと感じたら、無理をせずに休み、水分をとってください。周囲の参加者や見回りに声をかけ、必要ならCARPORT(運営テント)へ向かってください。
* CARPORTには簡単な救急箱、清潔な水、AED、近隣医療機関情報、体を休めるスペースがあります。基本的にはすべてセルフサービスになります。Radical Self Reliance
* 低体温が疑われるときは、風を避けて衣服を乾いたものに替え体を温めてください。温かい飲み物が有効です。
* 傷病者を動かす必要があるときは無理をせず、近くの参加者に協力を求めてください。
* 重大な緊急時は運営や見回りの確認を待たず119を利用してください。周りの参加者にも協力を依頼してください。最寄りの消防署にはイベント開催の案内を提出してあります。 '''イベント名:バーニングジャパン''' '''会場:万座ハイウエー 嬬恋牧場 牧場内レストハウス下の牧場ゲートから入場可能'''
 
=== 嫌な体験・トラブルへの対応(Consent) ===
 
* 少しでも不快・不安を感じたら、その場を離れてください。NOと言って構いません。
* 勧誘や提供は同意が前提です。撮影や身体接触、飲食の提供は、必ず相手の同意を得てください。
* 困っているときは、近くの参加者・見回り・CARPORTにすぐ相談してください。周囲の人も気づいたら声をかけ、状況確認とサポートをお願いします。
* プライバシーに配慮が必要な相談は、運営に直接伝える方法も用意します。イベント期間中はサイトトップページ( https://burningjapan.org )に特設フォームを案内します。イベント後はアンケートでの報告を受け付け、改善に取り組みます。
 
=== 夜間・移動の安全 ===
 
* 夜は非常に暗くなります。ヘッドライトを必ず携帯し、足元と通路を照らしてください。
* ロープやペグには反射材や小型ライトを付けると転倒防止になります。
* 駐車場~会場の移動は有料道路の路肩を歩行します。道路側に出ないよう注意してください。
 
=== よくあるトラブルと回避策 ===
 
* 日焼け:晴天の場合は日差しを遮るものが殆どありません。日傘、タープなどを準備しましょう。
* 火の粉で衣類に穴:焚き火の近くでは難燃素材でなくても古着やブランケットを上に重ねると安心です。
* 脱水・頭痛:こまめに水を飲み、帽子や薄手の上着で体温調整してください。
* 迷子・合流できない:事前に集合場所と時間を決め、電波が悪いときは一度拠点(CARPORTやセンターキャンプ)に戻る運用にしてください。
 
=== ミニチェック(安全) ===
 
* [ ] 焚き火台・焚き火シート・消火用の水を準備した
* [ ] ヘッドライトと予備電池を携帯している
* [ ] 体調が悪くなった時の動線(近くの人→見回り→CARPORT)を共有した
* [ ] 同意(Consent)を前提に行動し、嫌なら断る/離れることをチームで確認した
 
== 立つ鳥跡を濁さず-LNTの実践(ゴミ・排水・微細ゴミ・風対策・撤収前チェック) ==
LNT(Leave No Trace)は、会場を「誰もキャンプしていなかった」状態に戻すための実践です。イベントを続けるために、全員で徹底してください。
 
=== 基本方針(当日の運用) ===
 
* そもそもゴミを出さない設計にします(包装・使い捨てを極力ゼロに)。
* 出たものは必ず自分で持ち帰ります。置き捨て・人任せはしません。
* 水は真水以外を地面や設備に流しません。トイレに流さないでください。
* 強風・雨の前には装飾を一時撤去します。飛散・破損を防いでください。
 
=== ゴミを出さない運用 ===
 
* 受け渡しは受け手のマイカップ・皿を前提にしてください。紙皿・紙コップの配布は避けます。
* 缶・瓶は大量配布しないでください。配った場合は回収まで責任を持ちます。
* パッケージは事前に外して圧縮してから持ち込むと量を減らせます。
* 喫煙者は携帯灰皿を必ず用意してください。吸い殻は絶対に落とさないでください。
 
=== 微細ゴミ(マイクロトラッシュ)対策 ===
 
* ラメ(グリッター)・紙吹雪・極小ビーズなどは使用しないでください。
* 結束バンドの切れ端、テープのちぎれ、糸くず・紐の切れ端は発生させない運用にしてください。
* ステッカー台紙・シールの剥離紙はすぐ密閉袋へ。風で飛びます。
* 夜間はライトで足元を照らし、ペグ周りや通路の微細ゴミをこまめに拾ってください。
 
=== 排水(グレイウォーター)の扱い ===
 
* 真水のみ排水可能です(例:沸かした水の残り、足湯・サウナの使用後の水、消火用に準備した水、未開封の飲料水の残り)。
* 洗剤や油、食材残渣を含む水は一切流せません。容器(ボトルやタンク)に回収し、必ず持ち帰ってください。
* 食器洗いを前提にした提供は避けてください。洗い物が出ない提供方法にしてください。
* トイレにグレイウォーターを流さないでください。設備故障の原因になります。
 
=== 風対策(飛散・破損の予防) ===
 
* 装飾は必ず固定し、強風時は外して保管してください。風で飛ぶ素材は使わないのが安全です。
* タープ・旗・看板は地面への固定を増やし、夜は張り具合を再確認してください。
* 軽い備品はコンテナにまとめて重しを載せます。就寝前に緩みがないか確認してください。


=== 持ち物(温泉バッグの定番) ===
=== 焚き火跡の処理 ===


* フェイスタオル・バスタオル(貸タオルの有無は施設によります)
* 直火は禁止です。焚き火台と耐熱シートを必ず使ってください。
* 小銭・電子マネー(入浴料用。自販機対策に少額現金があると便利です)
* 灰・炭は完全消火のうえ回収し、地面に散らさないでください。焦げ跡はブラシで整え、土や草を傷めないようにしてください。
* 着替え・下着・ヘアゴム(髪の長い方)
* 焚き火シートに残った微細な灰も丁寧に回収してください。
* 濡れ物用のビニール袋、ポーチ
* 湯上がり用の防寒着(外気は冷えます)、飲み水


=== マナーと注意点 ===
=== 区画の巡回(MOOPウォーク) ===


* かけ湯をしてから入浴し、タオルは湯船に入れません。洗い場の占有は控えめにします。
* MOOP(落とし物・場違いな物)を1日数回、小さな袋を持って回収してください。
* 写真・動画の撮影は基本的に禁止です。掲示とスタッフの指示に従ってください。
* しゃがんで目線を低くすると微細ゴミが見つかりやすいです。
* 髪はまとめ、強い香りの整髪料は避けます。ドライヤーは譲り合って短時間で。
* 通路・アート周り・共同スペースも自分ごととして一緒に拾ってください。
* 施設の備品・アメニティは持ち帰り不可です。包装ごみは必ず持ち帰ります。
* 会場の沢や水場で身体を洗うことや、石けん・シャンプーを使うことはできません。


=== 体調管理(高地・冷えに配慮) ===
=== ゴミの持ち帰り ===


* 高地では湯あたりしやすいことがあります。長湯を避け、こまめに休憩・水分補給をしてください。
* すべて個人で持ち帰ってください。キャンプのゴミ箱はメンバー専用です。
* アルコール摂取直後の入浴は避けます。めまい・動悸を感じたら直ちに上がって休みます。
* 近隣のコンビニ・スーパーに捨てないでください。地域への影響が大きく、イベント継続に支障が出ます。
* 湯上がりは外気で一気に冷えます。濡れ髪をすぐ乾かし、防寒着を着用してください。
* 公共交通機関利用者は、軽量・圧縮・再封可能な袋を使い、持ち帰れる量に抑えてください。どうしても困難な場合はCARPORTに相談してください。


=== 安全運転のために ===
=== LNT Dayへの参加 ===
イベント終了日の翌日、LNTの完了を確認するための予備日、LNT Dayを設けています。


* 運転者は入浴後の眠気に注意してください。休憩を挟み、無理のない速度で走行します。
この日も多くのボランティアが必要になるので、日程に余裕のある人は是非参加してください。
* 夜間は路面が暗く、野生動物に遭遇する場合があります。法定速度を守り、見通しの悪いカーブは減速してください。
* 悪天候や体調不良時は外出を中止し、翌日に予定を変更します。


=== ミニチェック(出発前) ===
ささやかですが、東京方面までライドシェアで連れて帰ります。


* [ ] 同乗者・ドライバーで出発/帰着時刻・集合場所を決めた
=== 撤収前チェック(当日) ===
* [ ] タオル・着替え・濡れ物袋・支払い手段を用意した
* [ ] 防寒着と飲み水を持った(湯上がり対策)
* [ ] 帰路の運転担当・割り勘方法を合意した
* [ ] 施設の営業時間・最終受付を確認した


*
* [ ] テント周りを3回見回り(立つ・しゃがむ・ライト照射)で微細ゴミを回収した
* [ ] 装飾・テープ・結束バンドの端材をすべて回収した
* [ ] 灰・炭・焚き火シートの汚れを回収し、焦げ跡を整えた
* [ ] 風で飛びやすい物(紙・布・ビニール)をすべて撤去した
* [ ] 排水は真水のみ。グレイウォーターは容器に回収した
* [ ] 通路・共同スペースのMOOPも拾った(自区画以外も目についたら拾います)
* [ ] 最後に区画写真を撮って、痕跡がないことを確認した


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